本と絵画とリベラルアーツ

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2019-01-01から1年間の記事一覧

【本の紹介】2019年の読んだ本ベスト10【ランキング】

2019年も早いもので、 あっという間に最終日になってしまいました。 今年は夏もそこまで暑くならず比較的過ごしやすい気候でしたね。 去年思うように本が読めなかった分、今年はたくさん読もうと思い時間を見つけては少しずつ読んできました。 僭越ながら今…

マクドナルドを乗っ取った男の話『ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密』【映画の紹介】

オススメ度:★★★☆☆ 今では毎日全人類の1%が食べているというマクドナルド。 その歴史はまさに弱肉強食、アメリカ資本主義を体現するかのようです。 そして片田舎の人気ハンバーガーショップに過ぎなかったマクドナルドが最強のチェーン店に成長したのは、一…

水野敬也『LOVE理論』はモテたい人の最終兵器【本の紹介】 

オススメ度:★★★★☆ 男性のみなさま、人生でモテたいと思ったことはありますか?? この本では読む人によっては怒ってしまうような、身も蓋もないモテ理論が惜しげもなく語られています。 終始痛快な語り口で、読み物としても十分面白いです。 どんな本? 本…

【本の紹介】松原隆彦『文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る』

オススメ度:★★★★☆ 小さい頃、毎週欠かさずドラえもんを見るのが日課でした。 ドラえもんの人気の秘訣は、魔法じゃなくて科学だからじゃないでしょうか?魔法にはない科学の「いつか本当に出来るかも」という期待が、私たちを引きつけます。 どんな本か? 本…

政府がお金を上手にばらまく方法【経済の話】

消費増税が行われてから3ヶ月が経とうとしています。 みなさんの懐具合はいかがでしょうか? 政府は消費の冷え込み対策として、キャッシュレス決済時にポイント還元を実施し、19年度予算・補正予算合わせて4300億円を投じました。 街の店を見渡してみると、…

【本の紹介】村上春樹『スプートニクの恋人』【あらすじ・感想】

オススメ度:★★★★☆ 自分が自分じゃない、あるいは自分が完全でない感じることありますよね。この欠けた気持ちを埋めようとするのが恋愛なのでしょうか。 あらすじ 「つまりね、記号と象徴のちがいってなあに?」(p.44) 22歳の春にすみれは生まれて初めて恋を…

【本の紹介】デイル・ドーテン『仕事は楽しいかね?』【あらすじ・要約】

オススメ度:★★☆☆☆ アメリカで大人気のコラムニストが書いたビジネスマン向けの自己啓発本です。いい事は書いてあるのですが、内容の薄さは否めなかったので★2にしました。 この本をオススメしたい人 ・単調な仕事に辟易している人 あらすじ 吹雪で閉鎖され…

2019年11月の読書結果

みなさんは電子書籍を使っていますか。 私は最近Amazonのプライムリーディングを利用するようになりました。はじめは電子書籍に抵抗がありましたが、慣れてくるとちょっとした待ち時間にすぐ読めて便利です。(あれだけ種類があって追加料金無しは大きいです…

【大学生にオススメ】『難しいことは分かりませんが、英語が話せる方法を教えてください!』

オススメ度:★★★★☆ 私自身英語はあまり得意ではなく、英会話となると尻込みしてしまいます。しかし、この本はそんな私でも読みやすく、読んでいると英語を話したい!と思えてくる、そんな本です。 この本をオススメしたい人 ・英語は読めるけど話せない・使…

テストの目標は100点を取ること

中学生、高校生のみなさんはテストの前に目標点数を決めると思います。その時どのように目標点数を決めていますか?? 今までのテストの点を基準に決めている人も多いかもしれませんが、それは間違いです。正しい目標点を設定して、成績をアップさせていきま…

【本の紹介】永野裕之『ふたたびの高校数学』【書評・内容】

オススメ度:★★★☆☆ みなさんは高校時代数学は好きでしたか??私は公文に長く通っていたこともあり、数学は1番の得点源でした。 この本は一言で言えば大人向けの高校数学の教科書です。もう一度数学に取り組んでみたい、という人が手元に置いておくにはとて…

秋季(前半)で頑張ったことと頑張らなかったこと

大学の秋学期が半分終わったので、ここらで一旦反省でもしてみることにしました。 大学生の人は「こいつこんなことしてたのか」、社会人の人は「学生ゆるいなあ」とでも思いながら読んでおいてください。 秋季が半分終わった 小学校や中学校の時は2学期制や…

【本の紹介】中野剛志『経済はナショナリズムで動く』 【要約・感想】

オススメ度:★★★★★★ グローバル化によって経済における国家の役割は減退しているとしばしば考えられているが、それは間違いである。実際には世界経済はナショナリズムによって動かされている。 私が政治経済を考える上で最も重要な本となっています。 この本…

2019年10月の読書結果

長い長い夏休みが明け、大学生活が始まりました。 今年は10月になっても気温や天気が不安定で、服装に困る日々です。 『読むだけですっきりする日本史』 著者:後藤武士 / オススメ度:★★★★☆ 2008年に出版されミリオンセラーになった本。 旧石器時代から現代…

【本の紹介】窪美澄『ふがいない僕は空を見た』

オススメ度:★★★★☆ 出てくる人物はみな"弱さ"を持った人間ばかりです。そんな中で生きようとする姿勢に感動しました。 この本をオススメしたい人 ・自分が好きじゃない人 あらすじ 高校生の斉藤くんは、助産院を営む母親と二人で暮らしている。彼は週に何度…

読む本の好みの変化について

私はわりと幅広く本を読む方だと思うのですが、いつも満遍なく読んでいるというわけでもありません。その時々によって読みたい本のグループがあって、適当なサイクルでコロコロ変わっていきます。 今まで意識して選ぶこともありませんでしたが、自分がどうい…

江戸フィルの定期演奏会に行ってきました

江戸川フィルハーモニーオーケストラ《第38回 定期演奏会》 江戸川フィルハーモニーオーケストラの第38回定期演奏会に行ってきました。今回は電子オルガンも加わりすばらしい演奏会でした。 演目 C.サン・サーンス 交響詩「死の舞踏会」Op.40 C.サン・サーン…

【本の紹介】水野敬也『夢をかなえるゾウ』【あらすじ・感想】

オススメ度:★★★★☆ 変わりたいと思っているだけで何も変わらない普通のサラリーマンが主人公(あなた)。 すぐに楽したいと考えるサラリーマンにガネーシャが課題を出し、2人の対話形式でその本質が語られいきます。ガネーシャが偉人を懐かしい友人として紹介…

【本の紹介】山田詠美『ぼくは勉強ができない』【あらすじ・感想】

オススメ度:★★★★★ いい小説とは色々あると思いますが、私はスッキリとした小説が好きだったりします。『ぼくは勉強ができない』はその代表と言ってもいいんじゃないでしょうか。 この本をオススメしたい人 ・中学生や高校生・"当たり前"に疲れた人 あらすじ…

【本の紹介】安田正『超一流の雑談力』【要約】

オススメ度:★★☆☆☆ みなさんは話し上手でしょうか、それとも聞き上手でしょうか。この本では雑談を単なる無駄話ではなく強力なビジネスツールと位置づけ、雑談力を上げるテクニックを紹介しています。 この本をオススメしたい人 ・新入社員・話が続かないひ…

馬屋原吉博『今さら聞けない!政治のキホンが2時間で全部頭に入る』

オススメ度:★★★☆☆ 中学高校で習った公民が分かりやすい図解を交えながらコンパクトにまとめられてます。政治に関する「結局どういう意味なの」という疑問が解決する一冊になっています。 個人的には自民党の派閥の一覧がまとめられていたのがとてもありがた…

【本の紹介】柏木亮二『フィンテック』【フィンテックとは】

オススメ度:★★★★☆ 数年前より所々で聞くようになった「フィンテック」。 フィンテックとはFinance(金融)とTechnology(技術)を合わせて作られた造語で、主に、ITを活用した革新的な金融サービス事業を指します。 この本ではフィンテックが注目される理由から…

【本の紹介】森健・日戸浩之『デジタル資本主義』【要約・書評】

オススメ度:★★★★★ デジタル技術が急速に進化する中で私たちの生活はどのように変わるのでしょうか。デジタル技術の発展によって移り変わる資本主義の流れを追いながら、その答えとなるかもしれない3つのシナリオがこの本の中で紹介されています。 この本を…

【本の紹介】河合隼雄『こころの処方箋』

オススメ度:★★★★☆ 新潮文庫の100冊にも選ばれている名著『こころの処方箋』。"当たり前"だけど忘れてしまっている人間関係や日本人特有の性質を再認識することができます。本書の中で私が気に入ったものをいくつか紹介したいと思います! この本をオススメ…

【本の紹介】村上春樹『ノルウェイの森』【あらすじと感想】

オススメ度:★★★★★★ 発行部数上下巻合わせ1000万部越えの村上春樹の大ベストセラーです。 心が壊れる崖っぷちを生き、交わる人たちの姿に胸がいっぱいになりました。読み終わった後しばらく世界から出られずぼーっとしていました。 この本をオススメした…

バイトを入ってすぐに辞めた体験談3つ

人間は敏感なもので、なにかあると緊張やストレスを感じます。人と会うとき、時間が迫っているとき、何か自分に過失があるときなど、現代人はつねにストレスとの戦いです。 数あるストレスの中でも多くの人が体験するのが何かを辞めるときじゃないでしょうか…

【画家の紹介】エドガー・ドガ【印象派】

バレエの風景を多く描いたことでしられるドガ。伝統的な絵画を学んでいたドガは印象派のメンバーと行動をともにしながらも自らが印象派だと言われることを嫌いました。 ドガの傑作を紹介しながらその特徴を解説していきます。 ドガを理解するポイント ・正統…

2019年9月の読書結果

予定がぎっしり詰まった9月はあっという間に過ぎていきました。出かける用事が多くあまり本は読めませんでしたが、出かけるときには必ずリュックに2冊ほど本を忍ばせておくことは欠かさずにいました。 10月はもっと読めるといいなあ。 『さくらえび』 著…

美術館にハマるきっかけ

美術館巡りにハマる人のきっかけはどのようなものがあるでしょう。 先日気になって美術館や絵画が好きな知人にアンケートを取ったところ、驚くことにその答えは一致していました。 他の理由もあるかもしれませんが、美術館にハマったきっかけについて書きま…

人の金で叙々苑に行けることになったので、色々調べてみた

生まれて初めて叙々苑に行ってきました。 人の金で。 タイトルは行けることになったになってますが、もう行ってきました。 ことの発端は何をトチ狂ったのか突如大金を下ろしてきた友人が、唐突に奢るから行かないかと誘ってきたことでした。 奢ってくれる決…