本の紹介-自伝・エッセイ
オススメ度:★★★☆☆ 読書とは「何が書かれているか」ではなく「自分がどう感じるか」だ(p.5) 見城徹『読書という荒野』 本書のエッセンス・見城徹は"究極のロマンチスト"・読書によって思考するための言葉が得られる・見城と生きた作家たちとの秘話 感想 幻冬…
誰かに話を聞いてほしくてエッセイを読む だれかに話を聞いて欲しいとき、私はエッセイを読む。 書き手は問わない。書店で目のあったエッセイを手に取り、無心で文章を追っていく。 本を読むのに、話を聞いてもらうというのは変な話かもしれない。本は沈黙し…
オススメ度:★★★★★ さくらももこ『ももこの世界あっちこっちめぐり』 著者:さくらももこ(1965~2018) 静岡県清水市生れ。静岡英和女学院短期大学卒業。新卒入社したぎょうせいを2ヵ月で退職し、漫画家となる。代表作に漫画『ちびまる子ちゃん』『コジコジ』…
オススメ度:★★★★★ それは、壮大な自然の劇場で、宇宙のドラマをたった一人の観客として見るような体験だった。(p.114) 星野道夫『旅する木』 著者:星野道夫(1952~1996) 千葉県市川市生れ。写真家・探検家・詩人。慶應大学経済学部卒業後、アラスカ大学を中…
オススメ度:★★★☆☆ プリンシプルは何と訳してよいか知らない。原則とでもいうのか。日本も、ますます国際社会の一員となり、我々もますます外国人との接触が多くなる。西洋人とつき合うには、すべての言動にプリンシプルがはっきりしていることが絶対に必要…
オススメ度:★★★★☆ 「それは、カトリック校の子たちは、国籍や民族性が違っても、家庭環境は似ていたからだよ。」(p.59) あらすじ ブレイディみかこの息子である「ぼく」の中学生活の最初の1年半をえがいたエッセイ。ブレイディ家はアイルランド人の父と…
今日は目が覚めると、すでに正午を回ってしまっていた。いっそのこともう一眠りしようかと思ったが、せっかくの休日を丸一日怠惰に過ごすのもったいないので、映画を見ることにした。 前回2まで見ていたミッションインポッシブルの3を見た。下馬評通り今作は…