本と絵画とリベラルアーツ

本と絵画の解説

原爆ドームは平和の象徴なのか

先日始めて広島を訪れ、原爆ドームを訪れた。

 

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夏休みということで家族連れや外国人が多くみられ、特にアジア系の人が多かった。

ガイド付きのツアーで来ているグループも何組か見かけ、原爆ドームが世界的に有名なスポットになっていることがうかがえた。

 

 

原爆ドームがご存じのとおり先の戦争の悲劇を後世に残すために保存されている遺産であり、

 

原爆ドームに戦争の悲惨さを伝える力は失われていっている。

それでも原爆ドームを守ることが平和を希求することにつながる

天才ホーキングの半生を描いた『博士と彼女のセオリー』【映画の紹介】

オススメ度:☆☆☆☆

 

なぜ天才と苦難と美女の取り合わせはこんなにも美しいのだろうか。

 

学生時代に全身の筋肉に脳からの伝達が伝わらなくなる難病ALSを発症したホーキング。

悲劇に直面しながらも尊厳を失うことの無かったホーキングは、ついに大理論の発表に至り、最後は女王陛下に招かれる。

 

天才的な頭脳を持ちながら一人では生きていくことの出来なくなったホーキングと、彼を支える妻やそれをとりかこむ人々の葛藤を描いた作品。

 

 

この難しい役柄を演じたのはエディ・レッドメイン。彼は数カ月にわたってホーキングについて研究し、この映画に臨んだという。

立ち振る舞いはまさに身体の自由が日に日に奪われていく様が表現されていて、とても演技とは思えない。迫真の演技に心が打たれる。

彼はこの役で初めてアカデミー主演男優賞にノミネートされ、受賞を果たした。

 

 

ホーキング博士とは

イギリス・オックスフォード出身の物理学者。

本名はスティーヴン・ウィリアム・ホーキング。

 

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大学在学中にALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し身体の自由を奪われていったが、その苦難にも負けることなくそれから半世紀にわたって研究をつづけた。

 

 研究対象は宇宙や時間で、ブラックホールに関するいくつかの偉大な功績を残している。

 

あらすじ

ケンブリッジ大学で物理学を学んでいたスティーヴンは、とあるパーティでジェーンという同大学文学部の美しい女性と出会い恋に落ちる。

 

卓越した頭脳を持つスティーヴンは教授にも気に入られ充実した毎日を送っていたが、徐々に身体の異変に気付き始める。

 

医者に脳の指令が身体に伝わらなくなるALSという病気だと診断され、余命2年という残酷な宣告を受けたスティーヴンは自暴自棄になるがジェーンの愛を強く感じ立ち直る。彼らは周囲の反対を押し切り結婚し、子どもを儲ける。

 

病魔に侵され身体は電動車いす無しで生活することを困難にした。

そんな中でもスティーヴンは研究をつづけブラックホールに関する偉大な論文を書き上げ、理論物理学者としての地位を確立していく。

 

 

一方で育児とスティーヴンの介護の両立に悩むジェーンは段々と疲れがたまっていってしまう。そんな娘の姿を見かねたジェーンの母はジェーンに聖歌隊に入ることを提案し、ジェーンは教会の聖歌隊の練習に通うようになる。

そこで出会ったのが妻を亡くしたピアノ奏者ジョナサンで、彼はホーキング家の事情を勘案し、家族に協力してくれるようになる。

 

ジョナサンが加わり楽しい日々を取り戻したホーキング家であったが、3男が生まれた際には周囲からジェーンとジョナサンの関係を疑われるようになり、二人は惹かれあっていながらも距離をおくようになる。

 

招待されたフランスのボルドーでのオペラ鑑賞中、スティーヴンは突然倒れてしまう。緊急入院したスティーヴンには人工呼吸器が付けられ、ジェーンはスティーヴンを安楽死させるか声を失ってでも手術するかの選択に迫られ、命がある方を選ぶ。

 

 

声までも失ってしまったスティーヴンのもとに雇った看護師エレインがやってくる。

エレインはスティーヴンのよき理解者となり、スティーヴンもエレインを信頼していく。

 

微細な動きでも文字を入力できる合成音声機を手に入れたスティーヴンは執筆に打ち込みだす。

こうして書き上げた「A Breif History of time(ホーキング、宇宙を語る)」は世界的大ベストセラーになる。

 

ある日スティーヴンはアメリカで行われる授賞式にエレインを連れていくと、ためらいながらジェーンに告げる。

全てを悟ったジェーンは涙を流し、「I have loved you(あなたを愛していたわ)」と伝え、二人は別の道を歩んでいくことになった。

その後ジェーンはジョナサンと結婚する。

 

 

女王陛下に名誉勲章授与のため夫婦として招かれたスティーヴンとジェーンは謁見後陛下の庭を散歩する。

ジェーンがスティーヴンにお礼を言うと、無邪気にはしゃぎまわる子どもたちを前にスティーヴンが「Look what we made(私たちの創り上げたものをごらん)」と合成音声で言い、物語は幕を閉じる。

 

感想

理不尽な悲劇の中でひとりひとりが悩み、苦しみながらも正しく生きようとする姿に感動した。

 

この映画の主な登場人物であるスティーヴンやジェーン、そしてジョナサンはみな大きな悩みを抱えながらもみんなが幸せになることを祈って行動していた。

 

主人公であるスティーヴン・ホーキングは若くして残酷な宣告を受け、絶望の淵に立たされた。これからの長く、素晴らしいと信じていた人生は大きな音を立て崩れ、死ぬまで静かに毒が回るのを指をくわえて眺めていなくてはならなくなったのだ。

何も信じられないような深淵の中で手を差し伸べてくれたジェーンのために、一生懸命信じることを続け、生き抜いた。

 

ジェーンは子供の世話とスティーヴンの介護の両立に限界を感じながらも、愛する家族のために自己犠牲を続けた。愛する人より、愛する家族が幸せになることを選んだ。

 

ジョナサンはジェーンを愛していながらも、ジェーンが大切にする家族を第一に考えた。

 

みんな愛する人が幸せになってほしいという一心で、自分の後回しにしていった。

 

 

きっとこういうことは現実世界でもたくさんあって、お互いがそれを知らずにこらえ続けてるのだろう。そういった優しい人が幸せになれる世界になったらいいと思った。

滅ぼせブラックバイト

何年か前よりブラックバイトという言葉を聞くようになった。

 

ブラックバイトとはサービス残業やパワハラなど違法性のあるアルバイトをブラックバイトに倣って揶揄した言葉で、中京大学の教授によって提唱された。

2014年にはブラックバイトユニオンという学生らによる労働組合も誕生し、その知名度が高まると同時に隠れていた問題が露呈してきている。

 

 なぜそんなバイトが存在しえるのだろうか。

 

現在有効求人倍率は1.6倍を超え、長期にわたって高い水準を維持している。

売り手市場において、選ぶ権利を保持するのは労働者である。労働者が自分の条件に合う仕事を探し、自由に選ぶことができる。

企業は自分の会社で働いてもらうために労働者に対して媚を売るため労働条件を改善し、人が集まるよう譲歩していかなくてはならない。

 

確かに業種によって求人倍率にばらつきがあり、企業側が選ぶということもあるだろう。

しかしよほど特殊なケースを除き労働者は業種も選ぶことができるわけで、劣悪な業界は業界そのものが淘汰されていくはずである。

 

 

ところが実際はそうはなっていない。

ブラックバイトは依然存在し、労働者に対する搾取は絶えず続いている。

 

 

失せぬブラックバイト

なぜブラックバイトは存続できるのだろうか。

 

産業として強固だからか?利回りが良いからか?

そうではない。

 

ただ単に、ブラック環境で働こうとする人間がいるからである。

 

 

 ブラックバイトにも2種類が存在する。

一つはバイトがその異常性・違法性を把握し、その状況に耐えながら働いている場合。そしてもう一つが違法性に気づいていないあるいは許容しているときである。

 

正直違法性に気づいていない、またはそれを許容しているならばとやかく言う必要はない。

たとえ残業が多く時給に換算した際賃金が著しく低かったとしても、その仕事にやりがいや楽しみを感じ、給料以外の恩恵を受けているならば問題はない。

むしろこういった企業をやり玉にあげて騒ぎ立てることは不満なく働いている労働者の働く権利の侵害にほかならず、はた迷惑になるだけである。

例えどんなに辛く劣悪な環境であっても、本人がそれを是とするならばそれは幸福な職場なのだ。

 

 

問題は異常性・違法性に気づきなぜか耐えながら働き続けている場合である。

 

辛い辛いと言いながら、辞めたい辞めたいと言いながら心と身体をすり減らして働いている人がいる。

 

そんなものやめてしまえ!

 

これだけ労働者に有利な就職市場において、劣悪な職場にとどまる理由はどこにあるのだろうか。やりがいや経験を勘定に入れても補完できないのであれば、すぐさまやめた方がいい。

 

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ブラックバイトで働いている人は自分がバイトに生かされているのではなく、ブラックバイトに養分を与え生かしてしまっているということをよく理解しなくてはならない。

あなたがブラックバイトに栄養を与え続ける限りブラックバイトも成長していく。

大きくなったブラックバイトは国難にこそなれど、国益にはならない。

 

そのムーブメントを止めるためには、栄養の方を断ってしまうに限る。

上の記事でも言及している通り、どうしてもそこのバイトをし続けなくてはならない場合などあるだろうか。

 

 

割に合う仕事か考える

働き続けるかどうかは、割に合っているか考えることで決めることが出来る。 

普通バイトの際は時給が高い低いが話題になる。

バイトを決めるときには時給が労働を上回っていれば割に合うということになるから、

これを式にすると 

 

時給 = 賃金 / 時間 ≧ 労働 となる。

 

しかしこれでは重要な要素が抜け落ちている。

バイトにおける最大の負担は労働ではなく、使用者との関係や扱いなど精神面の負担にある。ブラックバイトもサービス残業といった労働に対する不満もあるが、それ以上にそのことを口に出せないストレスの方にブラックたりうるポイントがある。

 

すなわち、割に合うかどうか見極める式は上記の式にストレス(労働以外の不快な面すべて)を加えた以下の式で考えることが出来る。

 

賃金 ≧ 労働量 + ストレス

 

またその仕事によって自分がどれだけ得したか(どれだけハッピーになったか)を示す効用は右辺を移項して

 

効用 = 賃金 - (労働量 + ストレス)

 

と考えることが出来る。

この中で賃金と労働量は大きく増やしたり減らしたりすることが難しい。

とすると、効用を最大化していくうえで重要なポイントはストレスを以下に減らすことが出来るか、ということにある。

 

ブラックバイトではこのストレスが異常に大きい。

理想としてはなるべく大勢がストレスが限りなく小さい環境で働くことで社会全体の効用が大きくなる。

 

 

ブラックバイトを辞める

社会全体の幸福度を上げるためにも、ストレスをつくり出す代表例であるブラックバイトは滅ぼしていかなくてはならない。

 

ブラックバイトをのさばらしている根源は労働者にあり、労働者がブラックバイトに養分を供給し続ける限りブラックバイトはなくならない。

 

 

中にはブラックバイトが向いているというとんでもない体質の人間もいる。搾取されることに快感を覚え、自ら進んで労働力をささげていく。

これは先に挙げたブラックであることに気づいていない、または許容しているとは性質の異なるものである。ストレスを感じているにもかかわらずそれを快感として受け取り、搾取され続ける。経済学では認められないタイプの人間である。

この手の人間は自分では自分の利益にかなうように行動しているが、結果として社会全体の効用を下げてしまう。

 

 

社会のため、巡り巡って自分のためにもブラックバイトはやめていかなくてはならないのだ。文明国として社会全体のモラルを上昇させ行く必要がある。

 

大変じゃない仕事は存在しないかもしれないが、ストレスが限りなく小さいバイトは存在する。そういったバイトは金銭だけでなく心も豊かにしてくれる。

 

健全でストレスフリーのバイトを労働者が積極的に求めていくことが、よりよい社会づくりには欠かせないのではないだろうか。

新潮文庫と高校生の僕

先日部屋の掃除をしていると懐かしいものを見つけた。

 

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この高校生に読んでほしい50冊は新潮文庫が毎年配布している冊子で、集英社がおすすめしている本のあらすじとおすすめポイントが簡単にまとめられている。

 

調べてみると中学生に読んでほしい30冊、新潮文庫の100冊 と全部で三種類が出ているらしい。私はこの冊子を高校の図書館でかっぱらってきた覚えがある。

 

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中身はこんな感じ


 

私の高校生活というと、やりたいことだけやって興味のないところにはとことん興味を示さず、やりたいことのない時にはぼんやりと過ごしていた。

 

 特にひどかったのが高校一年生のときで、特にとがっていたわけでもなく無気力で、テストなんかでも問題文を読まずにほぼ白紙で提出していた。

くだらないと思っていたわけでもつまらなかったわけでもなく、ただ何となく退屈だった。

 

授業も聞く気が起きずスマホゲームに精を出してみたりもしたがそれもすぐに飽き、とにかく時間だけが膨大にあった。有り余る時間のなかでただ脳が錆びていくのをただ感じていた。

 

 

耐え難い退屈から逃れようと、秋ごろから読書を始めた

この頃からつけ始めたと思われる読書記録をみるとキッカケはブックオフで速読の本に出会ったことの様で、結局速読はできるようにならなかったがむさぼるように本を読み始めた。長らく刺激を受けていなかった当時の私にとって本は砂漠で見つけた小さなオアシスそのものだった。

 

とにかく読書最優先の生活を送るようになり、休み時間も授業中も周りにかまわずずっと本を読んでいた。本を読むことが使命かのように思われた。

おかげで9月には1冊も読んでいなかった読書量は10月には35冊に爆増した。

 

 

次の年の夏、学校の図書館でこの青い冊子を見かけた。

その頃はあまり小説は読まなかったが、なんとなく可愛い冊子が気になり持ち帰った。

 

パラパラと冊子をめくっていくと、あるページで手が止まった。

恩田陸『夜のピクニック』の紹介ページであった。

 

この本は知っている本だった。

中学生の頃に受けた模試の国語の問題としてこの本から出題され、試験にも関わらずめちゃくちゃ面白いと思い出典をこっそりメモり覚えておいた。

その時はとても気になったこの本だがいつしか忘れ、中学生の時に読むことはなかった。

 

そんな記憶がよみがえり、ふと読んでみたくなったので図書館で置いてあるかどうか尋ねてみると、この冊子に載っている本はすべて揃えてあるということだったのでさっそく読んでみた。

 

とてつもなく面白かった。王道の青春を描いた作品でありながら決してチープでなく、読むと爽やかな風を感じると同時に心をゆさぶるものがある。

 

それからというものこの冊子の他の作品にも興味を持つようになり、普段の自分の読みたいものに交じって少しずつ読むようになった。

 

この冊子に掲載されている作品はどれもこれも傑作で、自分の好きな小説ランキングを作るとすれば上位のほとんどをここに載っている作品ばかりになるかもしれない。

 

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読んだ本は索引に印をつけていった

 

ここの作品たちはどれもこれも大好きな物ばかりで、『夏の庭』からは老人と少年たちとの交流は夏を感じられ、『沈黙』には衝撃とショックを受け、『西の魔女が死んだ』は泣いた。

 

それでもどれか一つ挙げろと言われれば佐藤多佳子の『黄色い目の魚』を選ぶ。

 

この本は人生で3回読んだ本で、初めて読んだのは高校二年生の夏だった。

いつものように授業中読んでいると、いつ間にか引き込まれ、気づいた時には読み終わって放心状態になっていた。

 

冷静になり何が良かったか分析しようとしたができなかった。

キャラが感情移入しやすかったとかストーリーが好みだったとか、そういう次元じゃないところで魂ごと持って行かれた。

なんならばストーリーどころか登場人物の名前すら思い出すことができなった。夢を見ていたようだった。夢を見せられていた。

 

その後高校を卒業してから2度ほど読んだ。

もちろん文句なしで面白い小説であったが、高校時代に感じたあの感覚は戻ってこなかった。

 

 

「何を読むか」ということはもちろん大事だが、それと同時に「いつ読むのか」ということも重要になってくる。

『黄色い目の魚』は私にとって高校時代がベストのタイミングであった。

 

この冊子は「高校生に読んでほしい50冊」とあるように、高校時代に読んでほしい本が集められている。

高校時代にはその時にしか持っていない感性がある。

 

是非とも高校生のみなさんが読む本を探す際には参考にしてみることをオススメしたい。

 

 

最新版はこちらから見れます。

高校生に読んでほしい50冊 2019

 

 

 

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サイゼリヤのランブルスコ(ロゼ)は超お得ワイン

みなさんサイゼリヤは好きでしょうか。

 

頻繁に利用するかは別として、今まで一度も利用したことないという人は少ないのではないでしょうか。

 

激安ゆえしばしば治安が悪い時もありますが、基本的には安くて食事から休憩まで使えるファミリーレストランとして人気を博しています。

 

 

サイゼリヤはイタリアンレストランを名乗るだけあり常時数種類のイタリアワインを用意しています。

 

通常のサイゼリヤでは〜10種類程度のワインが提供されています。ところが、中にはもっと多くの種類のワインを揃えている特別な店舗もあるそうです。

私もぜひ探して行ってみたいと思っています。

ご存知の方いらっしゃいましたらぜひ教えてください〜

 

さてそんなサイゼリヤですが、この夏より新しく加わったワインがあります。

それがこのランブルスコ(ロゼ)です。

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爽やかでスッキリとした夏にぴったりの味でとても好評なようです。

 

グラスで189円、ボトルサイズで1080円と超お手頃なこのワインですが、実はめちゃくちゃモノの良いワインなのです!

 

 

ランブルスコとは

 ランブルスコとはスパークリングワイン(発泡性のワイン)の一種で、北イタリアでランブルスコ種のブドウからつくられています。(ワインはブドウの種類によって大まかな味が決まるため品種が重要になっています。)

 

ランブルスコはスパークリングワインの中でも知名度が高く、スペインのカヴァ、フランスのシャンパンとならんで世界三大スパークリングワインとも呼ばれます

 

 ランブルスコといっても決まったワインがあるわけではなく、赤ワインを中心に白ワイン、ロゼのランブルスコも作られています。

 

 

サイゼリヤのランブルスコのすごい秘密

サイゼリヤで出されているランブルスコの正式名称は「メディチ・エルメーテ ランブルスコ・ロザート ドルチェ」といいます。とても長いですね。

 

これを分解して解読すると、メディチ・エルメーテというワイナリー(日本酒における蔵元にあたる)で作られた、ロザート(イタリア語でロゼのこと)のランブルスコで、糖度が高く甘いワインだということを表しています。

 

 

さてこのメディチ・エルメーテというメーカーですが、ランブルスコ界ではトップに君臨する伝説的なワイナリーなのです!

 

メディチという言葉をみなさんもどこかで聞いたことがあるのでしょう。

そうこのメディチは中世イタリアでフィレンツェを支配していた名家メディチ家のことです。

 

大富豪であったメディチ家は15世紀にはレオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ、ラファエロら一流の芸術家たちを保護することで、ルネサンス開花にも大きな役割を果たしたことでも知られています。

 

 

このワイナリーは13世紀にメディチ家の一人がワイン造りに目覚め北イタリアに移住したのが始まりといわれています。

もともとランブルスコは安い大衆ワインとして扱われ、一流ワインからは程遠い存在でした。

その後月日が流れ、19世紀にメディチ・エルメーテはランブルスコを改良し一流のワインに作り替えます。するとこのワインはイタリアのグルメ雑誌で最高評価を7年連続で獲得するまでになり、ワイナリー、ランブルスコともに一流のものとして認められるようになりました。

 

メディチ・エルメーテはランブルスコをスターに押し上げた歴史的なワイナリーなのです。

 

そのランブルスコ界一の作り手であるメディチ・エルメーテのワインをサイゼリヤではたったの189円から楽しむことが出来ます。

このロゼワインは甘く爽やかなので重い赤ワインが苦手という人や白ワインの辛さがあまり好きではないと言う人でも飲みやすくなっていると思います!

 

ぜひサイゼリヤを訪れた際には頼んでみてはいかがでしょうか。

 

 

サイゼリヤ?サイゼリア?

最後にたびたび混乱させられるサイゼリヤサイゼリア問題ですが、正解はサイゼリヤです。

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なぜかグーグルで検索するとサイゼリアと出ますが、サイゼリヤホームページを見ると"サイゼリヤ"となっているのでこちらが正しいようです。

ProgateのPythonレッスンをすべて受けてみた【感想・MY評判】

未経験から1か月Python3 エンジニア認定基礎試験合格を目指して半月ほどが経ちました。

毎日勉強、というわけにはいきませんが細々となんとかやっております。 

 

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上の記事にもあります通り、パイソン習得の第一歩としてProgateというオンライ学習サービスを使ってきました。

Progateは月額980円で様々な言語を学習し放題の学習サービスで、おもに初学者向けの講座が多く用意されています。

 

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前回の時点では無料講座しか受講していませんでしたが、有料版に切り替えPython全5レッスンが終わりました。

良かった点、気になった点、どれくらい時間がかかったかなどをまとめてみました。

 

 

かかった時間

集中力ややる気に若干のムラはありますが、全5レッスンにかかった時間は以下のようになりました。(括弧内はProgateで提示している修了時間)

 

学習コース Python Ⅰ:60分(105分)

学習コース Python Ⅱ:90分(115分)

学習コース Python Ⅲ:150分(105分)

学習コース Python Ⅳ:60分(120分)

学習コース Python Ⅴ:45分(90分)

合計:445分

 

5レッスンにかかった時間はおよそ7時間でした。

レッスン3では戻り値やモジュールに苦戦し、やや時間がかかってしまいました。

後半2つのレッスンは慣れが出てきて比較的スムーズに進みました。

 

私の場合初めての概念や慣れていなかった部分が多かったのでこれだけ時間がかかってしまいましたが、ある程度かじったことある人ならば5~6時間で修了できるかもしれません。

 

 

有料版の感想

無料版から有料版に切り替えたことでできることがだいぶ増えました。

無料版では条件分岐レベルまでのレッスンでしたが、有料版に入りクラスやモジュールなどこれから自分でなにか作っていくうえで欠かせない部分に入ることができました。

 

使っていてとても助かったのは、自分で間違っている部分を見つけられず行き詰ってしまったときにヒントが出たり、また正しいコードと照らし合わせることが出来たことです。

 

初心者の時点では自分で書いているコードに自信が持てず、多分これでいけそうだなあという具合に進めてしまうことがあります。この段階でコードを間違えてしまうと正解と不正解の区別があいまいになり、間違っている箇所を見つけることが大変難しいです。

 

そんな時最悪答えを見れば解決できるという安心感は大きいです。

この安心感がなによりも投げ出さずに続けられてきた秘訣だと思います。

 

ただ一方で、性質上正しいコード以外を受け付けてくれないので自分でちょっといじってみたいな、という時に試せないというデメリットがあります。

プログラミングは作って、改造して覚えるという面があると思うので、それができないのは若干惜しいなという気はしました。

 

 

現段階で模擬試験を受けてみた

Python3 認定基礎試験は DIVE INTO EXAMというサイトで無料の登録をすればタダで模擬試験を受けることができます。

問題形式は本番同様制限時間60分の1000点満点(一問25点×40問、7割以上で合格)となっています。

 

無料ですが問題パターンは複数用意されており、また今までの結果は自動で蓄積していってくれます。どの問題を間違えたか、どの選択肢が正解だったか後からでも確認ができるので復習するのにとても便利です。

 

この試験を受験する人は必ず模擬試験を受けてみましょう。

 

私も現時点でどれほどとれるか確認するために試しに受けてみました。

 

 

その結果は・・・

 

 

400/1000(合格点は700)と撃沈...

 

また間違えた問題を確認し再挑戦したいと思います。

 

 

まとめ

 以上Progateのレッスンを実際に使った結果でした。

この様にProgateのレッスンだけでは認定基礎試験は合格できそうにありませんが、それでも実際に作りながら学べるという面ではプログラミング初心者にとってはとてもありがたいサービスだと思いました。

 

型やモジュールの種類を細かく覚えたい、という人には物足りないかもしれませんが、自分の手を動かしながら作っていくのでプログラミングに親しむにはとても向いています。

 

初心者の試験対策としては、ProgateでPythonの基本的な動かした、プログラムの仕方を学ぶ→試験対策のテキストを使って細かいところを勉強していくのが一番効率がいいのではないでしょうか。

 

また他の教材やテキストを使ってみてどれほど効果があるのか、どれくらい勉強すれば試験に合格できるのか検証していきたいと思います。

【本の紹介】小宮一慶『「日経新聞」最大活用術』

オススメ度:☆☆☆☆

 

数ある新聞の中でも、ビジネスマンや経済学生が読まなくてはいけないのが日経新聞。

詳しい情報と硬派な内容が人気で、特に経済・政治・国際関連に関しては他紙の追随を許さない。

 

社会人や学生の中にも読まなくてはいけないなと思いつつ、あまり読めていない人も多いのではないだろうか。

いっちょ読んでみるかと思って読み始めてもなかなか読み終わらない。体感では読むのに他の主要新聞の倍程度の時間がかかる。

あまりに労力がかかるため朝の短い時間ではほとんど読み終わらず捨ててしまう。

 

やみくもに読んでいるだけでは毎日あの量の記事を消化し続けることはできない。

読めないのは慣れていないというだけではない。読むためのコツを知らないのだ。

最短で日経新聞を読む効果を得るためにはコツがある。

 

この本の作者は自身の経営コンサル会社の代表でありながら名古屋大学客員教授でもある小宮一慶氏。

日経新聞のつくりと読み方のコツ、そして経済の基本知識習得することで、日経新聞を何倍も深読みすることができる本になっている。

 

この本の概要

この本は序章+4章の構成になっている。

 

第一章 一流になるための読み方のコツ:

第一章では日経新聞で絶対に見なくてはいけない欄や、どのように記事を読んでいくかというテクニカルな説明がなされている。

 

必ず読まなくてはいけないのが一面トップ記事、見出し、大きな記事のリード文、WORLD MARKETS(月曜日)で、これらが新聞の要になっている。

 

また新聞はただ読んでいるだけでは血肉にはならない。自分の頭で考えることが重要になっている。

そのためには記事と記事をマクロ的な視点で眺め、線で結んでいかなくてはならない。日にちをまたいだ記事と記事とを関連付けられるようになると、社会全体の方向性をつかめるようになっていく。

 

新聞を考えながら読むことに慣れたら、今度は自分で仮説を立てていく。月曜日に発表される数字を見ながら一週間の経済の見通しを立て、一週間かけて仮説を検証していく。

自分でよく考えられるようになると見出しだけで内容が推測できるようになり、これから書かれるであろう記事をあらかじめ予測することもできるようになる。

 

気になった記事はメモしていくのが良い。その際にはなるべく短く(一行ほど)で要約するようにする。メモすることで頭の中が整理され、考えるときに力が増す。

 

 

第二章 経済の知識で日経新聞を深読みする

二章では基礎レベルのマクロ経済学を予備知識として入れておくことによって、より日経新聞を深読みできることを示している。

 

この本ではその中でも特に注目すべき数字とその意味・定義が解説されており、全く経済の知識が無い人でも入りやすい作りとなっている。

名目GDPがなぜ大事か、なぜ広告扱い高は景気の波が顕著に反映されるかなどわかっているとぐんと経済が理解しやすくなるであろう事柄を扱っている。多くの人が勘違いしやすいであろう現金給与総額の説明なんかは、特に役に立った。

 

 

第三章 会社の数字を理解して日経新聞を深読みする

第三章では第二章と変わってミクロ経済について言及している。

財務諸表における重要な数字や、会社を正しく評価するにはどの項目を見るのがよいかということが解説されている。

 

 

第四章 日経新聞を曜日ごとに攻略

日経新聞は曜日ごとに載せられる数字や記事が決まっている。曜日ごとの紙面の性質を理解することでより効率よく情報を集めることができる。

 

一週間の中で特に重要なのが月曜日である。

月曜日には大切な指標やその週の予定などがそろっている。

ここを見て一週間の景気の見通しや予想を立てるのが良い。

 

火曜日から金曜日はその日その日のニュースをしっかりと把握していくことが重要になる。またその中で自分が月曜日に建てた予想が合っているか答え合わせもしていく。

 

土曜は大ニュースが載ることがしばしばある。これは平日に破綻や倒産などニュースが出て大騒ぎになることを嫌がり金曜の午後に重大な発表がなされることが多いゆえである。

それ以外の部分では土曜日の新聞は一週間のおさらいという面もある。

 

日曜日の日経新聞はニュースが少ないが、その分コラムなどが充実している。

自分の知識を広げ耕すのに向いている。

 

この本を読むべき人

経済学の勉強を始めた学部一年生や、社会人になり日経新聞を読み始めたばかりという人にジャストな本。

 

この本を読むことで自分に足りない部分もいろいろ見え、より勉強への意欲もわいてくる。

 

逆に日経新聞を今まで読んできたがちゃんと読めているのか確認してみたい、という人にもお勧めできる一冊。

 

 

 

小宮一慶の 1分で読む! 「日経新聞」最大活用術 2016年版

小宮一慶の 1分で読む! 「日経新聞」最大活用術 2016年版

 

 

 

 

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