本と絵画とリベラルアーツ

本と絵画を通じて教養を身につけるブログ

本の紹介

【本の紹介】湯本香樹実『夏の庭』【あらすじと感想ー】

オススメ度:★★★★★ 中学生に本を紹介するとしたら絶対にこの本を入れるでしょう。 この本はは小学6年の3人の少年たちが「人が死ぬところが見たい」という純粋な好奇心から近くに住む独居老人を観察しだす、というところからストーリーが始まっていきます。 …

【感想】『超筋トレが最強のソリューションである』を読んで腕立てを始めた

オススメ度:★★★★☆ みなさん筋トレは好きですか!? 私は運動全般が苦手なので筋トレにもいいイメージがなかったのですが、そんな私でも読んだその日から腕立てを始めてしまうような、そんな強力な本です。 『超筋トレが最強のソリューションである』 超筋ト…

【本の紹介】鶴見済『無気力製造工場』【サブカルチャー】

オススメ度:★★★★☆ みなさんはサブカルと聞いてどんなイメージがあるでしょうか。 今でいうとビレッジヴァンガードにおいてあるような斜に構えていたりズレているような漫画やコンテンツというイメージがありますが、ひと昔前のサブカルはもっとアングラな世…

【本の紹介】マーシャ・ガッセン『完全なる証明』【感想・書評】

オススメ度:★★★☆☆ ミレニアム問題であるポアンカレ予想を解いたロシア人の天才数学者ペレルマンにスポットライトをあてたフィクション作品。訳は『フェルマーの最終定理』で有名な青木薫氏。 ソ連の数学(教育)事情なども描かれていて、共産圏の雰囲気の一…

【本の紹介】室井尚『文系学部解体』で大学事情を学ぶ

オススメ度:★★★☆☆ みなさんは文系学部のついてどんな印象がありますか? 文系の大学生と言うとどうも適当に授業を受けてあとはバイトやサークルに明け暮れている人たちを思い浮かべることが多いんじゃないでしょうか。 大学における人文学には、どのような…

【方法序説】デカルトはなぜ近代哲学の祖なのか?5分でまとめました【古典】

オススメ度:★★★★★ 哲学初心者にもオススメされることの多い、ルネ・デカルトの『方法序説』。 岩波文庫で100ページほどの薄い本ですが代表的な古典として絶大な人気を集めています。 今回はこの『方法序説』を簡単にまとめ、さらにデカルトがなぜ「近代哲学…

【本の紹介】2019年の読んだ本ベスト10【ランキング】

2019年も早いもので、 あっという間に最終日になってしまいました。 今年は夏もそこまで暑くならず比較的過ごしやすい気候でしたね。 去年思うように本が読めなかった分、今年はたくさん読もうと思い時間を見つけては少しずつ読んできました。 僭越ながら今…

水野敬也『LOVE理論』はモテたい人の最終兵器【本の紹介】 

オススメ度:★★★★☆ 男性のみなさま、人生でモテたいと思ったことはありますか?? この本では読む人によっては怒ってしまうような、身も蓋もないモテ理論が惜しげもなく語られています。 終始痛快な語り口で、読み物としても十分面白いです。 水野敬也『LOVE…

【本の紹介】松原隆彦『文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る』

オススメ度:★★★★☆ 小さい頃、毎週欠かさずドラえもんを見るのが日課でした。 ドラえもんの人気の秘訣は、魔法じゃなくて科学だからじゃないでしょうか? 魔法にはない科学の「いつか本当に出来るかも」という期待が、私たちを引きつけます。 松原隆彦『文系…

【本の紹介】村上春樹『スプートニクの恋人』【あらすじ・感想】

オススメ度:★★★★☆ 自分が自分じゃない、あるいは自分が完全でない感じることありますよね。この欠けた気持ちを埋めようとするのが恋愛なのでしょうか。 村上春樹『スプートニクの恋人』 スプートニクの恋人 (講談社文庫) 作者:村上 春樹 出版社/メーカー: …

【本の紹介】デイル・ドーテン『仕事は楽しいかね?』【あらすじ・要約】

オススメ度:★★☆☆☆ アメリカで大人気のコラムニストが書いたビジネスマン向けの自己啓発本です。いい事は書いてあるのですが、内容の薄さは否めなかったので★2にしました。 この本をオススメしたい人 ・単調な仕事に辟易している人 デイル・ドーテン『仕事は…

2019年11月の読書結果

みなさんは電子書籍を使っていますか。 私は最近Amazonのプライムリーディングを利用するようになりました。はじめは電子書籍に抵抗がありましたが、慣れてくるとちょっとした待ち時間にすぐ読めて便利です。(あれだけ種類があって追加料金無しは大きいです…

『難しいことは分かりませんが、英語が話せる方法を教えてください!』

オススメ度:★★★★☆ 私自身英語はあまり得意ではなく、英会話となると尻込みしてしまいます。しかし、この本はそんな私でも読みやすく、読んでいると英語を話したい!と思えてくる、そんな本です。 この本をオススメしたい人 ・英語は読めるけど話せない・使…

【本の紹介】永野裕之『ふたたびの高校数学』【書評・内容】

オススメ度:★★★☆☆ みなさんは高校時代数学は好きでしたか??私は公文に長く通っていたこともあり、数学は1番の得点源でした。 この本は一言で言えば大人向けの高校数学の教科書です。もう一度数学に取り組んでみたい、という人が手元に置いておくにはとて…

【本の紹介】中野剛志『経済はナショナリズムで動く』 【要約・感想】

オススメ度:★★★★★★ グローバル化によって経済における国家の役割は減退しているとしばしば考えられているが、それは間違いである。実際には世界経済はナショナリズムによって動かされている。 私が政治経済を考える上で最も重要な本となっています。 この本…

2019年10月の読書結果

長い長い夏休みが明け、大学生活が始まりました。 今年は10月になっても気温や天気が不安定で、服装に困る日々です。 『読むだけですっきりする日本史』 著者:後藤武士 / オススメ度:★★★★☆ 2008年に出版されミリオンセラーになった本。 旧石器時代から現代…

【本の紹介】水野敬也『夢をかなえるゾウ』【あらすじ・感想】

オススメ度:★★★★☆ 変わりたいと思っているだけで何も変わらない普通のサラリーマンが主人公(あなた)。 すぐに楽したいと考えるサラリーマンにガネーシャが課題を出し、2人の対話形式でその本質が語られいきます。ガネーシャが偉人を懐かしい友人として紹介…

【本の紹介】山田詠美『ぼくは勉強ができない』【あらすじ・感想】

オススメ度:★★★★★ いい小説とは色々あると思いますが、私はスッキリとした小説が好きだったりします。『ぼくは勉強ができない』はその代表と言ってもいいんじゃないでしょうか。 この本をオススメしたい人 ・中学生や高校生・"当たり前"に疲れた人 山田詠美…

【本の紹介】安田正『超一流の雑談力』【要約】

オススメ度:★★☆☆☆ みなさんは話し上手でしょうか、それとも聞き上手でしょうか。この本では雑談を単なる無駄話ではなく強力なビジネスツールと位置づけ、雑談力を上げるテクニックを紹介しています。 この本をオススメしたい人 ・新入社員・話が続かないひ…

馬屋原吉博『今さら聞けない!政治のキホンが2時間で全部頭に入る』

オススメ度:★★★☆☆ 中学高校で習った公民が分かりやすい図解を交えながらコンパクトにまとめられてます。政治に関する「結局どういう意味なの」という疑問が解決する一冊になっています。 個人的には自民党の派閥の一覧がまとめられていたのがとてもありがた…

【本の紹介】柏木亮二『フィンテック』【フィンテックとは】

オススメ度:★★★★☆ 数年前より所々で聞くようになった「フィンテック」。 フィンテックとはFinance(金融)とTechnology(技術)を合わせて作られた造語で、主に、ITを活用した革新的な金融サービス事業を指します。 この本ではフィンテックが注目される理由から…

【本の紹介】森健・日戸浩之『デジタル資本主義』【要約・書評】

オススメ度:★★★★★ デジタル技術が急速に進化する中で私たちの生活はどのように変わるのでしょうか。デジタル技術の発展によって移り変わる資本主義の流れを追いながら、その答えとなるかもしれない3つのシナリオがこの本の中で紹介されています。 この本を…

【本の紹介】河合隼雄『こころの処方箋』

オススメ度:★★★★☆ 新潮文庫の100冊にも選ばれている名著『こころの処方箋』。"当たり前"だけど忘れてしまっている人間関係や日本人特有の性質を再認識することができます。本書の中で私が気に入ったものをいくつか紹介したいと思います! この本をオススメ…

【本の紹介】村上春樹『ノルウェイの森』【あらすじと感想】

オススメ度:★★★★★★ 発行部数上下巻合わせ1000万部越えの村上春樹の大ベストセラーです。 心が壊れる崖っぷちを生き、交わる人たちの姿に胸がいっぱいになりました。読み終わった後しばらく世界から出られずぼーっとしていました。 この本をオススメした…

2019年9月の読書結果

予定がぎっしり詰まった9月はあっという間に過ぎていきました。出かける用事が多くあまり本は読めませんでしたが、出かけるときには必ずリュックに2冊ほど本を忍ばせておくことは欠かさずにいました。 10月はもっと読めるといいなあ。 『さくらえび』 著…

【本の紹介】朝井リョウ『何者』【あらすじと感想】

オススメ度:☆☆☆☆☆☆ 久々に読んでいてゾワッとした作品。初めて朝井リョウさんの作品を読みましたが、一発でファンになりました。SNSネイティブ世代の方ならきっと共感できる内容になっています。 この本をオススメしたい人 ・就活生orこれから就活する大学…

【本の紹介】佐藤雅美『薩摩藩 経済官僚』【調所笑左衛門】

オススメ度:☆☆☆ みなさんは調所笑左衛門という武士をご存じでしょうか。調所笑左衛門とは茶坊主上がりの薩摩藩の武士で、破産の危機に瀕していた薩摩藩の財政改革を行い、藩の再建に成功した男です。 この本は調所笑左衛門の半生を小説にしたものです。 こ…

2019年8月の読書結果

7月には冷夏、冷夏と心配していましたが、蓋を開けてみれば今年もそれなりに暑かったですね。念願だったクーラーの効いた部屋でのアイスも呆れるほど食べました。ちなみにオススメは牧場しぼりのラムレーズンです。 休み期間は電車に乗る機会が減るので自ず…

【本の紹介】恩田陸『蜜蜂と遠雷』【感想】

オススメ度:☆☆☆☆☆ 久々に恩田陸さんの小説を読んだ。 前に高校生の時に読んだ『夜のピクニック』以来、数年ぶりに読んだ。 www.artbook2020.com 調べてみると『寄るのピクニック』も『蜜蜂と遠雷』も本屋大賞を受賞した作品らしく、いいとこどりしてしまっ…

【本の紹介】小宮一慶『「日経新聞」最大活用術』

オススメ度:☆☆☆☆ 数ある新聞の中でも、ビジネスマンや経済学生が読まなくてはいけないのが日経新聞。 詳しい情報と硬派な内容が人気で、特に経済・政治・国際関連に関しては他紙の追随を許さない。 社会人や学生の中にも読まなくてはいけないなと思いつつ、…