2020-01-01から1年間の記事一覧
オススメ度:★★★★☆ 「それは、カトリック校の子たちは、国籍や民族性が違っても、家庭環境は似ていたからだよ。」(p.59) あらすじ ブレイディみかこの息子である「ぼく」の中学生活の最初の1年半をえがいたエッセイ。ブレイディ家はアイルランド人の父と…
オススメ度:★★★★★ 「重要なことは、知識の断片ではなく、自分の中にある知識を用いて、現実の出来事を説明できるようになることだ。」 (p.58) 博覧強記で知られる元外交官の佐藤優氏。 月平均300冊、多い月には500冊もの本を読む佐藤氏はどのように本を読…
オススメ度:★★★★☆ 今日ではデジタル革命が必要です。民主的な方法で「シリコンバレーの魔女たち」を王座から退位させなくてはなりません。(p.43) 「新実在論」にて一躍時の人となったマルクス・ガブリエル。大学ではシェリングを専攻し、まさにドイツ哲学…
オススメ度:★★★☆☆ 「安倍首相の現状認識は誤っている」 アベノミクスが始まってから7年以上が経つ。この間に安倍政権は戦後最長を更新し、日本経済史・政治史を振り返るうえでも欠かせない出来事となった。 この本ではアベノミクスの初めの3年間ほど(3本の…
しばしば受けようかどうかと思い立っては放棄してを繰り返してきたPython3 エンジニア基礎認定試験ですが、先日やっと受験して合格することができました。 エンジニアでも理系でもない私ですが、とりあえず一回で合格することができました。微力ではあります…
オススメ度:★★★★☆ 目覚ましいスピードで技術革新・経済成長を遂げる世界。この世界はこれからどのような方向へ向かうのでしょうか。資本主義や民主主義はこのままのかたちでこれからも続くのでしょうか。 概要 NHK『欲望の資本主義』シリーズで話題の哲学者…
大学生や就活生になると「日経新聞を読め」と言われるようになります。 まあ読んだ方がいいだろうと、とりあえず読んでみたものの「どこを読めばよいのかわからない」「一応読んではみたけれど内容が頭に残らない」という感想を持つ人がおおいんじゃないでし…
「美女と野獣」といえばディズニーを代表する名作の一つです。 1991年制作でありながらいまだに根強い人気を誇っています。2017年には実写化もなされ、こちらも大ヒットしました。 そんな「美女と野獣」ですが、ストーリーを冷静に見ていくと主要登場キャラ…
Disney on CLASSIC Premiumへ行ってきました。 大好きな美女と野獣を題材に、予想を超えた演出も盛りだくさんで大満足の2時間40分でした! 今回のDisney on CLASSIC Premiumは終わってしまいましたが、Disney on CLASSICと同じようにまた別の作品で開催さ…
処刑というと極悪人に下されるものというイメージがありますが、世界史においてはしばしば国王や貴族も処刑の対象となりました。 処刑された貴族の中でも最も有名なのはフランスのマリーアントワネットじゃないでしょうか。彼女はオーストリア・ハプスブルク…
気圧が低く気持ちが乗らない季節がやってきました。 冬は寒さのため換気も億劫になり、どんよりとした空気の中で長い時間を過ごしている人も多いんじゃないでしょうか。こうした毎日ではストレスがたまり、ついつい機嫌が悪くなってしまっている人も多いと思…
オランダ黄金期の画家であるレンブラントはさまざまなジャンルの絵画を手掛けたことで知られています。 今回は西洋絵画の王道、宗教画を扱っていきます。モチーフを知ることでぐっと作品を楽しめるようになります。 この記事を読めば、 「ベルシャザルの饗宴…
今回は新約聖書の一説をモチーフとするティッツィアーノの「ノリ・メ・タンゲレ」 を紹介します。 「ノリ・メ・タンゲレ」を理解する2つのポイント ①「ノリ・メ・タンゲレ」の意味とは??② 抒情的な表現 ティッツィアーノ「ノリ・メ・タンゲレ」 「ノリ・…
去年の8月にもエンジニア認定基礎試験に向けて勉強をしていたのですが、途中で失速してフェードアウトしてしまいました。 前回の記事はこちら www.artbook2020.com それから半年、また時間ができて気力も回復してきたので再び合格を目指して活動していこう…
スペイン黄金期を代表する宮廷画家ベラスケス。 時のスペイン王フェリペ4世に気に入られたベラスケスは生涯をスペイン・ハプスブルク家に捧げ、画家としてだけでなく城の役人としても活躍しました。 宮廷画家であったベラスケスはひとつひとつの作品に時間…
オススメ度:★★★☆☆ これからの時代のリーダーシップのあり方つを気構え・思考・行動の面からまとめた本。「 リーダーシップを張るのはリーダーだけではない」という考え方が印象的でした。組織の中で自分には何ができるのか考えさせられる本になりました。 …
ベラスケスといえばスペイン・ハプスブルク家お抱えの宮廷画家として有名で、その作品はプラド美術館で多く見ることができます。 今回はそんな彼が宮廷画家になる前の、弟子修行から独立してすぐに描いた「マルタとマリアの家のキリスト」についてそのモチー…
印象派の巨匠ルノワール。彼はその人生の中で人物に興味をもちその表現方法を研究し続けました。 今回はルノワールの印象派としてのキャリアの最盛期に描かれた「劇場にて(初めてのお出かけ)」について、その鑑賞のポイントをわかりやすく解説します! ル…
オランダ黄金期を代表する画家レンブラント。 有名な作品『夜警』は教科書にも多く登場すし、現在ではよく知られた画家になっています。 今回はそんなレンブラントの作品の特徴や鑑賞するときのポイントを彼の人生を振り返りながら解説していきたいと思いま…
突然ですが、みなさんはスターバックスの由来を知っていますか?? 耳になじんだ喫茶店の店名ですが、意外とその由来を知らないということは多いんじゃないでしょうか。 喫茶店の店名はブランドです。 各企業はブランドの繁栄を祈りそれぞれ意味を込めて名前…
オススメ度:★★★★☆ どうしてあの人はあんなに頭がいいのだろうか… あの人はどの教科でも要領良くこなすな… こんなこと思ったことありませんか?? どうしてあの人はいろんな教科ができて、自分はどの教科も上手くいかないのだろう。こんな悩みを持っている人…
オススメ度:★★★★★ 「世間というのは、君じゃないか」 太宰治の代表作の一つで累計で1000万部を超えるとされる大ベストセラー『人間失格』。 その死さえ軽く感じられるほどの堕落ぶりは共感できる人と、後味悪く感じる人に二分されると思います。 まだ読んで…
みなさんは好きな本屋さんってありますか?? 有隣堂や丸善など、大きな駅の近くに行くと必ずと言っていいほど書店があります。 昔からある本屋さんですが、その社名の由来はあまり知らないことが多いんじゃないでしょうか。 今回は多くの店舗を持つ本屋さん…
オススメ度:★★★★★ なかなか本を読んで涙が出るということはありませんが、この本は読むたびに涙腺が緩んでしまいます。 泣けるといっても、悲しいから泣いてしまうというわけではありません。優しさに触れて自然と涙がでるような、そんな感覚になる本です。…
みなさんは美術館をデートで使ったことはありますか?? 行ったことがないという人は勿体ないです! 美術館は多くの街に置かれていて、天候にも左右されず雰囲気もいいデートにはうってつけのロケーションなんです。 今回は毎月美術館に通っている私の経験を…
東京・上野の国立西洋美術館で開催中(2020年1月26日(日)で終了)のハプスブルク展に行ってきました! ずっと行きたいと思っていたのですがなかなか予定が合わず、今回なんとか時間を作り訪れることができました。 今回は絵画展の解説ではなく、純粋に感想につ…
前回模試の復習の仕方を解説しましたが 今回は模試を受けた後に帰ってくる「結果」の正しい見方を解説していきます! 模試の結果はどうみるのが正解か? 偏差値や判定はメインじゃない 結果が帰ってくるとまず目が行くのが偏差値や判定だと思います。 偏差値…
学校や塾で模試が終わったらしっかり復習するよう言われたことはありませんか?? 私も学生時代このように模試の復習をするように言われていましたが、時間がかかるのとやり方がよく分からないという理由からあまりちゃんと取り組むことがありませんでした。…
先日、後輩からモツ入りつけ麺がめちゃくちゃ美味しいとの情報を貰ったので、フッ軽かまして二人で行ってきました。 行ってきたのが新宿にある「龍の家」というラーメン屋さんです! 駅からは歩いて10分弱くらいのところにあり、新宿にしては静かな通りにあ…
この頃よく耳にすることの多くなった「植物工場」。 なんとなく工場で野菜を作っているというイメージはあっても、実際どんなものなのかはあまり知る機会がありませんよね。 今回はこれから普及が期待される「植物工場」について詳しく、わかりやすく解説し…