本と絵画とリベラルアーツ

※弊サイト上の商品紹介にはプロモーションが使用されています

【人生の最大化を目指す】ビル・パーキンス『DIE WITH ZERO』

オススメ度:★★★★☆ 豊かになっているはずの将来の自分のために、若く貧乏な今の自分から金をむしり取っていた。(p.27) ビル・パーキンス『DIE WITH ZERO』 本書のエッセンス・キリギリス型から脱却し人生の最大化を目指せ・人生の最後に残るのは「思い出」だ…

【映画の紹介】天才青年が人とのつながりを取り戻す話『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』

オススメ度:★★★★★ 『グッド・ウィル・ハンティング』 本書のエッセンス・才能では人は幸せになれない あらすじ 青年ウィルはMITの清掃員として働きながら、素行の悪い友人たちとつるみ、時に警察の世話になるような生活を送っていた。 ある日ウィルは廊下に…

【本好きならきっと共感できる】島田潤一郎『長い読書』

オススメ度:★★★★★ でも若い僕にとっては、文体こそがすべてだった。(p.69) 島田潤一郎『長い読書』 本書のエッセンス・読書好きの気持ちが見事に言語化されている・小説はつくり話だとバレてはいけない・好み過ぎる文体 感想 みすず書房といえば人文学書の…

【成瀬が帰ってきた】宮島未奈『成瀬は信じた道をいく』

オススメ度:★★★★☆ 「わたし以上の適任者はいないと思ったからだ」(p.114) 宮島未奈『成瀬は信じた道をいく』 本書のエッセンス・成瀬のカリスマで周囲が変わっていく話・前作同様、爽快さを感じられる読み味 あらすじ 北川みらいはときめき小学校に通う4年…

【本屋大賞受賞作】宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』【最高の夏小説】

オススメ度:★★★★☆ 「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」(p.6) 宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』 本書のエッセンス・『キケン』を彷彿とさせる青春夏小説・真っ直ぐな異端児・成瀬を内と外から描いている・全編通して爽やかな読み味 あらすじ …

【言語習得という神秘】今井むつみ・秋田喜美『言葉の本質』

オススメ度:★★★★★ 今井むつみ・秋田喜美『言葉の本質』 本書のエッセンス・分かるということは、間接的に身体的経験しているということ・子どもは仮説形成推論によって爆発的な言語習得を行っている・ヒトだけが対称性推論を持ち、言語を手に入れた 言語の…

【インプットと試行が天才を生む】菅付雅信『天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。』

オススメ度:★★★★☆ 良い課題提出ができる人は、課題が与えられる前から、すでに何かしらその領域ないしはそのクリエイターについて何度も考えている。普段から、日常的に。(p.40) 菅付雅信『天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。』 本書のエッセンス…

【競争は幸せか】ちきりん『ゆるく考えよう』

オススメ度:★★★☆☆ 「自分の失敗なんか、自分以外で覚えている人はいない。だから自分が忘れたらそれで終わりだよ」(p.231) ちきりん『ゆるく考えよう』 本書のエッセンス・常識や通念を特別視せず、フラットに考える・自分の感覚が一番大切・表現方法は言葉…

【本の紹介】竹内薫『自分はバカかもしれないと思ったときに読む本』

オススメ度:★★★★☆ フィードバックがないと人はバカになる(p.96) 竹内薫『自分はバカかもしれないと思ったときに読む本』 本書のエッセンス・バカだと思われているとバカに育つ・フィードバックを受けないとバカになっていく 感想 仕事量と責任の負荷に負け…

【本の紹介】一條次郎『ざんねんなスパイ』

オススメ度:★★★★☆ 一條次郎『ざんねんなスパイ』 本書のエッセンス・ドタバタ劇系・73歳の実務未経験のスパイが市長暗殺を命じられる 感想 73歳でこれまで一度もミッションに呼ばれたことないスパイ・ルーキーが、二ホーン国のある市長の暗殺を命じられるが…

【本の紹介】太宰治『津軽』

オススメ度:★★★☆☆ いつ死ぬかわからんし、などと相手に興覚めさせるような事は言えなかった。(p.172) 太宰治『津軽』 本書のエッセンス・太宰の死の4年前に書かれた・故郷津軽をめぐる・真の目的は母代わりの"たけ"と人生の最後に会うこと たった一つの旅の…

【本の紹介】山口周『外資系コンサルのスライド作成術』

オススメ度:★★★★☆ 山口周『外資系コンサルのスライド作成術』 本書のエッセンス・紙が先、パワーポイントが後・インクの量=情報量であり、情報量の増加は必ずしもわかりやすさではない・色は3色まで、基本はモノクロで100%の完成度までもっていける まとめ …

【ゴールドマン・サックス】清水大吾『資本主義の中心で、資本主義を変える』

オススメ度:★★☆☆☆ 清水大吾『資本主義の中心で、資本主義を変える』 本書のエッセンス・GSの中で持続可能な社会を目指して闘った男の話・具体的には政策保有株式解消を目指していた・「資本主義」の分析が不十分に感じられた 感想 世界最強の投資銀行とも呼…

【諦めかけたあなたへ】太宰治『走れメロス』【感想】

オススメ度:★★★★★ 私は、信頼に報いなければならぬ。いまはただその一事だ。走れ!メロス。(p.177) 太宰治『走れメロス』 著者:太宰治(1909〜1948) 東京帝国大学仏文科中退。本名は津島修司。自殺未遂、麻薬中毒と破滅的な生活を送りながら作品を次々に執…

【本の紹介】太宰治『ヴィヨンの妻』

オススメ度:★★★★☆ 「僕はね、キザのようですけど、死にたくて、仕様が無いんです。生れた時から、死ぬことばかり考えたいたんだ。皆んなのためにも、死んだ方がいいんです。それはもう、たしかなんだ。それでいて、なかなか死なない。へんな、こわい神様み…

【今この瞬間を生きろ】岡本太郎『自分の中に毒を持て』

オススメ度:★★★★☆ ほんとうに生きるということは、自分で自分を崖から突き落とし、自分と戦って、運命をきりひらいていくことなんだ。(p.33) 岡本太郎『自分の中に毒を持て』 本書のエッセンス・岡本太郎が生き方について語った本・ただ「尖れ」と言ってい…

【名著】山口周『外資系コンサルが教える プロジェクトマネジメント』【炎上しないプロジェクト】

オススメ度:★★★★★★ つまりプロジェクトというのは、一種の「作品」だということです。(p.85) 山口周『外資系コンサルが教える プロジェクトマネジメント』 本書のエッセンス・PMとはPJTという作品をつくるこの上なく面白い仕事・炎上しないプロジェクトには…

【本の紹介】渋沢栄一『現代語訳 論語と算盤』

オススメ度:★★★★☆ 「ソロバンは『論語』によってできている。だからこそ『論語』とソロバンは、とてもかけ離れているように見えて、実はとても近いものである」(p.13) 渋沢栄一『現代語訳 論語と算盤』 感想・まとめ 日本経済の父である渋沢栄一による、ビ…

【読書メモ】吉本隆明『共同幻想論』【国家はいかにして生まれるか】

オススメ度:★★★★☆ その統一する視点は何かといいますと、すべて基本的には幻想領域であるということだと思うんです。(p.27) 吉本隆明『共同幻想論』 本書のエッセンス・上部構造≒幻想領域=共同幻想+対幻想+自己幻想・兄弟の<対幻想>が<共同幻想>に同致する…

【給料の期待値】北野唯我『転職の思考法』

オススメ度:★★★★☆ 20代は専門性、30代以降は経験をとれ。(p.38) 北野唯我『転職の思考法』 本書のエッセンス・給料の期待値=人的資本 × 技術資産 × 業界の生産性・20代は専門性、30代以降は経験をとれ・転職というオプションがキャリアを強くする サラリー…

【本の紹介】宇田川元一『他者と働く』

オススメ度:★★★★☆ 対話とは、権限や立場と関係なく誰にでも、自分の中に相手を見出すこと、相手の中に自分を見出すことで、双方向にお互いを受け入れ合っていくことを意味します。(p.22) 宇田川元一『他者と働く』 本書のエッセンス・対話は適応的問題(関係…

【大胆すぎる詐欺師】スピルバーグ『Catch me if you can』

オススメ度:★★★★☆ 2匹のネズミがクリームに落ちた。 1匹はすぐに諦め死んでしまった。もう1匹は諦めずにもがき、やがてクリームはバターとなり外に這い出た。 『Catch me if you can』 この映画のエッセンス・ディカプリオ×ハンクス×スピルバーグ=最高・デ…

【本の紹介】さくらももこ『ももこの世界あっちこっちめぐり』

オススメ度:★★★★★ さくらももこ『ももこの世界あっちこっちめぐり』 著者:さくらももこ(1965~2018) 静岡県清水市生れ。静岡英和女学院短期大学卒業。新卒入社したぎょうせいを2ヵ月で退職し、漫画家となる。代表作に漫画『ちびまる子ちゃん』『コジコジ』…

【ビジネス書の定番】グロービス経営大学院『MBA クリティカル・シンキング』

オススメ度:★★★★☆ 本当に思考能力を高めるためには、考える習慣を身につけ、日頃から訓練を続けていく必要がある。実際にやってみることこそが、「できる」につながるのだ。(p.15) グロービス経営大学院『MBA クリティカル・シンキング』 本書のエッセンス…

【本の紹介】細谷功『「具体⇄抽象」 トレーニング』【思考法の基礎】

オススメ度:★★★★★ 抽象化というのはある意味で(目的に合わせて)「都合の良いように特定の属性だけを切り取る」ことを意味しています。 細谷功『「具体⇄抽象」 トレーニング』 本書のエッセンス・具体-抽象の話はまずこの本を読め・根本的問題解決は[具体→…

【ベストセラー】細谷功『具体と抽象』【なぜ議論はかみ合わないのか】

オススメ度:★★★★☆ 抽象度の高い概念は、見える人にしか見えません。(p.111) 細谷功『具体と抽象』 本書のエッセンス・具体と抽象の入門書・噛み合わぬ議論は抽象レベルが原因かも・抽象度のピラミッドは降りられない この本を読んで、上司との会話で噛み合…

【本の紹介】見城徹『たった一人の熱狂』【憂鬱でなければ、仕事じゃない】

オススメ度:★★★★★ 圧倒的努力は岩もを通す(p.150) 見城徹『たった一人の熱狂』 本書のエッセンス・憂鬱でなければ、仕事じゃない・圧倒的努力ができるかどうかは、心の問題・小さなことや、片隅の人を大事にする この本は誰にでも実践できる一般論的な自己…

【知らない世界に流れる時間】星野道夫『旅する木』

オススメ度:★★★★★ それは、壮大な自然の劇場で、宇宙のドラマをたった一人の観客として見るような体験だった。(p.114) 星野道夫『旅する木』 著者:星野道夫(1952~1996) 千葉県市川市生れ。写真家・探検家・詩人。慶應大学経済学部卒業後、アラスカ大学を中…

【本の紹介】白洲次郎『プリンシプルのない日本』

オススメ度:★★★☆☆ プリンシプルは何と訳してよいか知らない。原則とでもいうのか。日本も、ますます国際社会の一員となり、我々もますます外国人との接触が多くなる。西洋人とつき合うには、すべての言動にプリンシプルがはっきりしていることが絶対に必要…

【本の紹介】村上春樹『女のいない男たち』

オススメ度:★★★☆☆ なされなかった質問と、与えられなかった回答。彼は火葬場で妻の骨を拾いながら、無言のうちに深くそのことを考えていた。(「ドライブ・マイ・カー」p.36) 村上春樹『女のいない男たち』 著者:村上春樹(1949~) 京都府京都市生れ。早稲田…