本と絵画とリベラルアーツ

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2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【ビジネス書の定番】グロービス経営大学院『MBA クリティカル・シンキング』

オススメ度:★★★★☆ 本当に思考能力を高めるためには、考える習慣を身につけ、日頃から訓練を続けていく必要がある。実際にやってみることこそが、「できる」につながるのだ。(p.15) グロービス経営大学院『MBA クリティカル・シンキング』 本書のエッセンス…

【本の紹介】細谷功『「具体⇄抽象」 トレーニング』【思考法の基礎】

オススメ度:★★★★★ 抽象化というのはある意味で(目的に合わせて)「都合の良いように特定の属性だけを切り取る」ことを意味しています。 細谷功『「具体⇄抽象」 トレーニング』 本書のエッセンス・具体-抽象の話はまずこの本を読め・根本的問題解決は[具体→…

【ベストセラー】細谷功『具体と抽象』【なぜ議論はかみ合わないのか】

オススメ度:★★★★☆ 抽象度の高い概念は、見える人にしか見えません。(p.111) 細谷功『具体と抽象』 本書のエッセンス・具体と抽象の入門書・噛み合わぬ議論は抽象レベルが原因かも・抽象度のピラミッドは降りられない この本を読んで、上司との会話で噛み合…

【本の紹介】見城徹『たった一人の熱狂』【憂鬱でなければ、仕事じゃない】

オススメ度:★★★★★ 圧倒的努力は岩もを通す(p.150) 見城徹『たった一人の熱狂』 本書のエッセンス・憂鬱でなければ、仕事じゃない・圧倒的努力ができるかどうかは、心の問題・小さなことや、片隅の人を大事にする この本は誰にでも実践できる一般論的な自己…

【知らない世界に流れる時間】星野道夫『旅する木』

オススメ度:★★★★★ それは、壮大な自然の劇場で、宇宙のドラマをたった一人の観客として見るような体験だった。(p.114) 星野道夫『旅する木』 著者:星野道夫(1952~1996) 千葉県市川市生れ。写真家・探検家・詩人。慶應大学経済学部卒業後、アラスカ大学を中…

【本の紹介】白洲次郎『プリンシプルのない日本』

オススメ度:★★★☆☆ プリンシプルは何と訳してよいか知らない。原則とでもいうのか。日本も、ますます国際社会の一員となり、我々もますます外国人との接触が多くなる。西洋人とつき合うには、すべての言動にプリンシプルがはっきりしていることが絶対に必要…

【本の紹介】村上春樹『女のいない男たち』

オススメ度:★★★☆☆ なされなかった質問と、与えられなかった回答。彼は火葬場で妻の骨を拾いながら、無言のうちに深くそのことを考えていた。(「ドライブ・マイ・カー」p.36) 村上春樹『女のいない男たち』 著者:村上春樹(1949~) 京都府京都市生れ。早稲田…