人間は敏感なもので、なにかあると緊張やストレスを感じます。人と会うとき、時間が迫っているとき、何か自分に過失があるときなど、現代人はつねにストレスとの戦いです。
数あるストレスの中でも多くの人が体験するのが何かを辞めるときじゃないでしょうか。
新しく仕事やバイトを始めるときにも緊張しますが、辞めることを切り出すときには比にならないほどストレスを感じます。
別に何か悪いことをしたわけでもないのにも関わらず、どこかバツが悪い思いをすると思います。
今回は今から何かを辞めようとしているが踏ん切りがつかない人に向けて、私が体験した辞めた時の3つの体験を話そうと思います。
こんな人におすすめ
・仕事やバイトを辞めたい
・辞める時の切り出し方を知りたい
バイトを入ってすぐ辞めた体験談
ケース1:半年で辞めた飲食店
最初は半年で辞めた飲食店です。
この飲食店は某人気チェーン店で、そこそこの規模で店員の数も多かったです。
人数が多いため割とシフトが自由なのが特徴で、働きたいときは週5に、逆に忙しいときには週1あるいは無しとフレキシブルな職場でした。
辞めたキッカケ
辞めたキッカケは他のバイトが忙しくなったのと、モチベーションがふと無くなってしまったからです。
私にしては長く半年働いたといっても、実際最後の2ヶ月はほとんど出ておらず幽霊店員状態でした。
最後は白紙シフト希望を出すのに耐えられなくなり、その後もシフトの予定が入っていなかったのでラインで店長に陳謝し辞めました。
教訓:ラインで辞められる
辞めようと決めてからネックだったのは直接店に行く用事が無かったということです。
さすがにラインは失礼だなと思いながらも最後は諦めてラインで辞めることを報告しました。
すると案外なんともなく辞めることができ、拍子抜けしました。
何年も勤めた職場であれば別ですが、短期間であればラインで辞めて問題ないと思います。
そもそも辞めるときはストレスが溜まっているのに、連絡方法で頭を悩ますのはアホらしいです。本当に辞めたいは連絡方法など気にせず辞めましょう。
ケース2:2ヶ月で辞めたコンビニ
このコンビニは私が初めて働いた職場です。
高校生の時に働いてたコンビニで、右も左もわからないのでとりあえずがむしゃらに頑張っていました。
辞めたキッカケ
もともとは自分のコンピュータが欲しくて働き始めましたが、平日の部活を避けて土日両方にバイトを入れた結果肝心のコンピュータをやる時間がなくなってしまいました。
やりがいも感じられなかったためすぐ辞めようと思いましたが、店長や他の店員がいい人だったので辞めづらかったです。
辞めようと決意しても帰りに店長にからあげを奢られたりと、なかなか切り出すことが出来ませんでした。結局ちょうど学校が忙しくなったので、話を3割くらい盛ってやめました。
教訓:働くにはモチベーションが要る
高校生だったので社会経験も兼ねて働きましたが、コンピュータというモチベーションを失ってからとてつもなくバイトがつらくなりました。
お金にしろやりがいにしろ、働くためには何かしらのインセンティブが必要だと感じました。
一方で辞めるのにもエネルギーが要ると初めて知った時でもありました。
ケース3:3時間で辞めたスーパー
私の人生においてもなかなかの鬼畜の所業かなと思います。
働き始めたのは大学受験に失敗して浪人したある日、ふと思い立ったのがキッカケでした。
ふと思いたったままサイトで申し込み、その勢いで面接してその場で採用してもらいました。
辞めたキッカケ
初回はビデオを見ながら同期と説明を受けるという3時間の座学でした。上司もいい人そうでこれなら続けられると思いその日は家に帰りました。
その日の夜、夕飯を食べている時にふとある思いが頭をよぎりました。
あ、辞めよう
夕飯を食べるとそのまま事務所にアポなしで訪ね、マネージャーにガチで謝りその場で辞めました。
優しそうなマネージャーが舌打ちしたのがとても怖かったです。
教訓:働く気がないなら始めない
辞めるのには始める以上にメンタルを削られます。もしすぐ辞めるのであれば始めない方が精神衛生上いいと思います。
何より迷惑がかかるので働く気がないなら始めない方が、自分のためにも人のためにもいいでしょう。