お盆も近づき、中学・高校生の夏休みも後半にさしかかってきました。
私が小学校の頃は夏休みといえば8/31まであり、9月頭の土日ボーナスを満喫していたような気がします。
どうもこの頃は夏休みも短くなったようで8月の終わりには秋学期スタート、あるいは始まらなくとも8月のうちに登校日が設けられていることも多いようですね。
さて、夏休みは受験の天王山とも言われるように夏を過ぎると受験生たちの大体の見通しも立ってきます。
また同時に受験生にとっては志望校をそろそろ本格的に絞らなくてはならない時期であります。日本中の多くの受験生たちが頭を抱えていることでしょう。
志望校を決める上で重要な要素はいくつかありますが、まずはなんといっても偏差値でしょう。
もちろん偏差値が学力そのものではありませんが、あまりにも自分の偏差値と乖離のひどいところを受けるのは得策ではありません。
偏差値に基準にした話し合いは親子同士、三者面談、塾での面談等で散々聞かされるものと思います。
耳にタコができるくらい聞かされるでしょう。きっとウンザリしている受験生も多いと思います。
偏差値以外にも志望校を決める要素は沢山あります。
偏差値だけに目を向けるとついつい頭が痛くなってきますが、それ以外の部分について考えることで高校生活が楽しみになったり、待ち遠しくなるかもしれません。
今回は偏差値以外の志望校を決める要素をいくつか紹介したいと思います。
立地はいいか
私が志望校に求める条件第1位は立地でした。
ここでの立地とは家からかかる時間、学校の最寄駅の周りの発展度合いを指します。
・家から近いか
まず家から遠いところはオススメしません。
どんなに希望をもって入った高校であっても家から遠いとだんだんと行くのが億劫になります。
最初の頃は興奮や緊張があるので朝も難なく起きて投稿することができますが、2年生にもなるとめんどくさくてめんどくさくて堪らなくなります。
さらに部活が加われば帰りは遅くなり、朝練まで含めると7時過ぎにいくことになります。
学校まで1時間半かかるとき、7時半に学校につくためには6時に家を出なくてはなりません。
そうなれば入学を決めた自分を恨むことになるでしょう。
・駅前は栄えているか
三年間仲のいい友達と過ごすホームグラウンドです。
高校の最寄駅や近くの大きな駅はあなたの第二の地元になります。散々カラオケにも行き、ゲーセンに通い詰め、幾度となく食事をすることでしょう。
一通りの娯楽はもちろんのこと、食事できる場所もバラエティに富んでいた方が良いです。
普段小腹が空いた時に駆け込む安い牛丼屋やラーメン屋、クラスの打ち上げに使えそうな広めの食べ放題の店、特別な日に使えるちょっとお洒落な店。そしていつまでも駄弁っていられるファストフード店やフードコート。
これらのお店はきっとあなたの青春をさらに豊かにするために何役もかってくれることでしょう。
私も母校の近くには思い出深い店が多いです。たまに母校を通りがかると、次々に思い出が蘇ってきます。
高校時代に見つけて、店のチラシを配っていたお兄さんに大人になったらおいでねと言われた居酒屋に成人して初めて行った時には何とも言えない感慨深い思いをしました。
絶対に最寄駅の周辺が栄えてるかどうかは気にすらべきです。
学校へ見学に行った際には是非確認しましょう。
気になる部活動はあるか
一生に一度の高校生活。せっかくなら何か打ち込めるものが見つかるといいですね。
打ち込むものと仲間とを同時に得ることが出来るのが部活動です。
ガチなスポーツ校を除いて、一般的な高校では運動部であっても初心者歓迎のところが多いです。
中学よりも種類が多いことが多く、中には珍しい部活動もちらほらあります。
ぜひ部活動には入りましょう。
何もしないにしては三年間はなかなか長いです。
部活に入ると知り合いが圧倒的に増えます。クラスを超えた友人のつながりは部活が橋渡しすることが多いです。
高校を卒業したあとも、部活のときの経験は一生話題に上がり続けます。
クラスであった出来事よりも、部活でのイベントの方が印象深いものになります。
その時は何気ない日常であっても、何年も経つと熟成され、甘い香りのする日々に生まれ変わります。
校則は緩いか
最後に気をつけたいのが校則です。
校則は中にいるとあまり気付きませんが、実際比べてみると学校ごとにそこそこ差があります。
一つ一つは細かい決まりでも積み重なるとストレスになることもあります。
ピアスは上げていいのか、化粧はしていいのか、髪は染めていいのか、そもそも髪を伸ばしていいのか、服装に決まりはあるのか、留年はあるのかなどなど気になる点は沢山あります。
自分は模範的な生徒であるから気にならない、という人ならいいですが、少しでも高校ではっちゃけたい、遊びたいという人は校則も気をつけた方がいいでしょう。