オススメ度:★★★★☆
日本にいるときはトランジット(p.111)
東松寛文『リーマントラベラー 週末だけで世界一周』
本書のエッセンス
・サラリーマンを続けながら世界旅行を楽しんでいる
・3連休あればイランに行ける
感想
去年パスポートを数年ぶりに更新してから、1年でアジアを3ヶ国ほど訪れた。
それぞれ近い国ではあったが、準備や帰国後の回復期間を考慮して旅行日程に加えて2日ほどの休みを取り、ゆとりをもったスケジュールで動いていた。
はじめはそれほど海外旅行に熱烈な興味があったわけではなかったが、新しい景色を見るたびにもっと違う国を見てみたいという思いが強くなり、遠い国にも気軽に行けたらなと思うようになった。一方でサラリーマンである以上休むにも限界があり、なかなか行けない国が多いなと半ば諦めてる節もあった。
そんな諦めを打ち破り週末あるいは3連休だけで地球中を飛び回っているのかこの本の筆者である。
筆者は一時期毎週末を海外旅行に費やすことで世界一周を成し遂げた驚異的なサラリーマンである。
筆者が週末や3連休を利用して訪れた国には私が行きたくても期間が取れなくて諦めていたイランやサウジアラビアといった国も含まれており、まさに青天の霹靂であった。