本と絵画とリベラルアーツ

本と絵画を通じて教養を身につけるブログ。本や絵画を三つのポイントで分かりやすく解説します

新年に目標を立てる時に気をつけるべきこと

 新年明けましておめでとうございます。

年末年始いかがお過ごしでしょうか。

 

私は大好きなディズニーで年を越すことができて大変満足しています。

 

さて、新年を迎えると多くの人が今年の目標や抱負を立てるんじゃないでしょうか。

 

今回は目標を立てる上で注意すべき点を紹介したいと思います!

 

 

目標を立てる時に気をつけるべきこと

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期待は感情の前借り

新年になり、ぼんやりと今年の目標を考えていました。

 

これもしたい、あれも頑張ろうと考えていましたが、ふとある本の一場面を思い出しました。

 

「期待してる限り、現実を変える力は持てへんのやで」

 

www.artbook2020.com

 

これは『夢をかなえるゾウ』で、幸せに導いてくれる(?)神のガネーシャが、変わることができると期待に胸を膨らませるサラリーマンに贈った言葉です。

ここまで自分の未来に期待し興奮していたサラリーマンはこの言葉で一気に覚めてしまいます。

 

 

人は目標を立てる時に、きっと将来の自分はこれくらい頑張って、これくらい成長できるだろうと"期待"します。

しかしこの期待が、のちのちガッカリするの原因を生んでしまうのです。

 

期待というのはあくまで感情の借金です。

 

感情を借りた時には、あたかも目標を達成したかのような偽物の満足感で満たされます。

借りている間は自分が何者かになれたような気分になり、大変気持ちが良い物です。

 

 

しかし、初めに期待してしまった分は現実とのギャップが大きくなり辛さへと変わります。

 

例えば10時間勉強しようと考えて計画を立てた時、計画を立てているうちは出来るような気がしてしまいますが、実際に初めて見るととてつもなく辛いことがわかってきます。

 

感情と理想の先行する目標の立て方では、実行に移してから頓挫してしまう可能性が非常に高いのです。

 

 

行動を変える仕組みを作る

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自分自身に期待をするというのは全面的に悪いというわけではありません。

もし完全に自分を見放してしまったら、向上心も未来に希望を持つこともできなくなってしまいます。

   

大事なのは、期待することの問題点を把握した上で、感情以外の方法で行動を変える仕組みをつくることです。

 

なぜ行動を変えるかと言えば、目標というのは理想のことであり、現実とのギャップでもあります。

そしてこのギャップを埋めることができるのは行動だけです。

例えば、志望校に受かる(目標)についてすることは勉強(行動)ということになります。

 

ポイントは

①デフォルト化

②行動・結果の見える化

③ゆとりを作る

の3つです。

以下で詳しく解説します。

 

 

①デフォルト化

人には一度決定したことをなかなか変えたがらないという性質があります。

多くの人は物事が一度決まってしまうと、多少の不利益を被る程度では変えようとしません。

 

保険の契約を思い出してもらえるとわかりやすいと思います。

本来であればしばしば契約を見直したほうが得をするかもしれないに、多くの人が最初の契約のままになっていることが多いです。

これはまさにデフォルトが機能している例と言えます。

 

 

自分のための行動についても同じことが使えます。

 

目的を達成するために、デフォルトで行動を制度化してしまいます。

例えば、毎日早起きするために目覚ましを同じ時間に自動的にセットしておくなどがこれに当たります。

 

他には筋トレをするために自分の意志の強さ頼りにジムに通うのではなく、実際にインストラクターを決まった時間に付けてしまうなども有効です。

 

とにかく気持ちで行動をコントロールするのではなく、制度によって行動を制限するのが重要です。

 

 

②行動・結果の見える化

人間が頑張りにく状況の一つは、原因と結果の間にラグがある場合です。

 

例えば、ダイエットでは努力した時から実際に体重が落ちるまでに時間差があります。

今お腹空いているのを我慢しているとしても、それが数字となって現れるのはずっと先になります。

 

このように原因から結果までのタイムラグが大きければ大きいほど人間が努力するのが難しくなります。

 

 

これを解決してくれるのが、「見える化」です。

 

すぐにフィードバックを求めるのは難しいですが、それに相当する他の部分を数字化し記録していくことで、フィードバックに似た効果を得ることができます。

 

先ほどのダイエットの例で言えばその日食べたカロリーを数値化して記録していくことで、実際にどれだけ努力したのか、結果に現れる可能性があるのかを自覚することができます。

 

自分が頑張っていることが自覚できると、これから頑張る活力となり努力を続けられるようになるのです。

 

この方法はダイエット以外にも勉強、筋トレなんでも使えるのでとてもオススメです。

 

 

③ゆとりを作る

最後に大事なのは、計画にゆとりを持つと言うことです。

 

未来の自分に期待し計画を立てる段階ではついつい自分の力を過信しがちになります。

 

無理のある計画はやる気を削ぎ、最終的には計画が倒れる原因にもなってしまいます。

 

 

そこで最初からある程度ゆとりを持って計画を立てることで、計画が破綻することなく最後まで遂行しやすくなります。

 

 

目安のオススメとしては、5日分の分量を1週間分として割り当てることです。

こうすることで5日(平日)で達成できなかった分を土日で埋めることができ、逆に平日で終わってしまえば休日は気兼ねなく休むことができます。

 

このように計画にゆとりを持つことは、最終的には目標の達成率上昇につながるのです。

 

***

 

新年に立てる目標というのは普段より期待が大きくなり、年の後半にはすっかり目標を忘れてしまうことも多いです。

 

しかし、今回紹介したような方法を持って目標に邁進することで、達成できる可能性を上げることができます。

 

是非ともこれから目標を立てようと考えている人は参考にしてみてください。