本と絵画とリベラルアーツ

※弊サイト上の商品紹介にはプロモーションが使用されています

2024-01-01から1年間の記事一覧

【本の紹介】太宰治『ヴィヨンの妻』

オススメ度:★★★★☆ 「僕はね、キザのようですけど、死にたくて、仕様が無いんです。生れた時から、死ぬことばかり考えたいたんだ。皆んなのためにも、死んだ方がいいんです。それはもう、たしかなんだ。それでいて、なかなか死なない。へんな、こわい神様み…

【今この瞬間を生きろ】岡本太郎『自分の中に毒を持て』

オススメ度:★★★★☆ ほんとうに生きるということは、自分で自分を崖から突き落とし、自分と戦って、運命をきりひらいていくことなんだ。(p.33) 岡本太郎『自分の中に毒を持て』 本書のエッセンス・岡本太郎が生き方について語った本・ただ「尖れ」と言ってい…

【名著】山口周『外資系コンサルが教える プロジェクトマネジメント』【炎上しないプロジェクト】

オススメ度:★★★★★★ つまりプロジェクトというのは、一種の「作品」だということです。(p.85) 山口周『外資系コンサルが教える プロジェクトマネジメント』 本書のエッセンス・PMとはPJTという作品をつくるこの上なく面白い仕事・炎上しないプロジェクトには…

【本の紹介】渋沢栄一『現代語訳 論語と算盤』

オススメ度:★★★★☆ 「ソロバンは『論語』によってできている。だからこそ『論語』とソロバンは、とてもかけ離れているように見えて、実はとても近いものである」(p.13) 渋沢栄一『現代語訳 論語と算盤』 感想・まとめ 日本経済の父である渋沢栄一による、ビ…