本と絵画とリベラルアーツ

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2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【泣ける】梨木香歩『西の魔女が死んだ』【オススメの本】

オススメ度:★★★★★ なかなか本を読んで涙が出るということはありませんが、この本は読むたびに涙腺が緩んでしまいます。 泣けるといっても、悲しいから泣いてしまうというわけではありません。優しさに触れて自然と涙がでるような、そんな感覚になる本です。…

美術館デートを成功させる3つのポイント

みなさんは美術館をデートで使ったことはありますか?? 行ったことがないという人は勿体ないです! 美術館は多くの街に置かれていて、天候にも左右されず雰囲気もいいデートにはうってつけのロケーションなんです。 今回は毎月美術館に通っている私の経験を…

終了目前のハプスブルク展に行ってきました【感想】

東京・上野の国立西洋美術館で開催中(2020年1月26日(日)で終了)のハプスブルク展に行ってきました! ずっと行きたいと思っていたのですがなかなか予定が合わず、今回なんとか時間を作り訪れることができました。 今回は絵画展の解説ではなく、純粋に感想につ…

模試の結果はどうみるのか正解か?【結果の見方を解説!】

前回模試の復習の仕方を解説しましたが 今回は模試を受けた後に帰ってくる「結果」の正しい見方を解説していきます! 模試の結果はどうみるのが正解か? 偏差値や判定はメインじゃない 結果が帰ってくるとまず目が行くのが偏差値や判定だと思います。 偏差値…

時間をかけずに効率よく模試の復習をする方法【オススメ】

学校や塾で模試が終わったらしっかり復習するよう言われたことはありませんか?? 私も学生時代このように模試の復習をするように言われていましたが、時間がかかるのとやり方がよく分からないという理由からあまりちゃんと取り組むことがありませんでした。…

モツ入りつけ汁のつけ麺が美味しすぎた【グルメ】

先日、後輩からモツ入りつけ麺がめちゃくちゃ美味しいとの情報を貰ったので、フッ軽かまして二人で行ってきました。 行ってきたのが新宿にある「龍の家」というラーメン屋さんです! 駅からは歩いて10分弱くらいのところにあり、新宿にしては静かな通りにあ…

「植物工場」をわかりやすく解説!【メリットから現状の課題まで】

この頃よく耳にすることの多くなった「植物工場」。 なんとなく工場で野菜を作っているというイメージはあっても、実際どんなものなのかはあまり知る機会がありませんよね。 今回はこれから普及が期待される「植物工場」について詳しく、わかりやすく解説し…

【本の紹介】湯本香樹実『夏の庭』【あらすじと感想】

オススメ度:★★★★★ 中学生に本を紹介するとしたら絶対にこの本を入れるでしょう。 小学6年の3人の少年たちが「人が死ぬところが見たい」という純粋な好奇心から近くに住む独居老人を観察しだす、というところからストーリーが始まっていきます。 死をテーマ…

【宅浪の思い出4】宅浪とセンター試験

今年でセンター試験も終わりを迎えます。 3年間もお世話になった(?)身としては懐かしいことやいろいろ思うことがあるのでこのような記事を書いてみました。 宅浪とセンター試験 センター試験が終わる 共通一次から数えると40年以上に行われてきたセンター試…

【受験生必見】模試や入試でオススメの昼ごはん【注意点も解説】

みなさんは模試や入試の際、お昼ごはんに何を食べていますか?? たかがお昼ご飯と言えど、食べるもの次第でその後テストのパフォーマンスを上げることも逆に下げてしまうこともあります。 この記事ではどんなものをお昼ごはんに食べれば良いのか、そしてど…

【感想】『超筋トレが最強のソリューションである』を読んで腕立てを始めた

オススメ度:★★★★☆ みなさん筋トレは好きですか!? 私は運動全般が苦手なので筋トレにもいいイメージがなかったのですが、そんな私でも読んだその日から腕立てを始めてしまうような、そんな強力な本です。 感想 最初に見つけた時は「またクセの強い自己啓発…

【本の紹介】鶴見済『無気力製造工場』【サブカルチャー】

オススメ度:★★★★☆ みなさんはサブカルと聞いてどんなイメージがあるでしょうか。 今でいうとビレッジヴァンガードにおいてあるような斜に構えていたりズレているような漫画やコンテンツというイメージがありますが、ひと昔前のサブカルはもっとアングラな世…

【絵画の解説】フェルメール『取り持ちの女』【自画像】

奥行きの感じられない狭い空間の中に4人の男女が密集しています。 右から二番目の男に注目してみるとその左手は隣の女性の胸元に伸びていて、右手には硬貨を見せているのが分かります。 この絵は『取り持ちの女』と言う絵で、取り持ちの女とは売春婦の紹介を…

【絵画の解説】フェルメール「ヴァージナルの前に座る女」【ヴァージナルとは?】

ヴァージナルの前の女性が何かに気付いたようかのようにこちらを振り返って見ている。 壁にかかっている絵や身なりを見ると高貴な女性のようです。 この作品はフェルメールの画家人生の終盤に描かれたもので、初期のすっきりとした構図に対して晩年特有のご…

【絵画の解説】フェルメール「真珠の耳飾りの少女」【モデルの正体とは?】

真っ暗な背景の中で、大きな真珠の耳飾りをした少女が意味ありげに振り返っている。 今回紹介するのはフェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」です。 この絵画はその印象的な綺麗な青いターバンより別名「青いターバンの少女」とも呼ばれています。 今回…

【名画】2020年オススメの展覧会5選【西洋絵画】

2019年はミュシャ展やゴッホ展など西洋絵画系の特別展がとても豊作の年でした。 私も大好きな西洋絵画をたくさん見ることができて大満足の一年でした...! 2019年も終わり、 1月は展覧会がひと段落してしまう季節で寂しいばかりです。 さて去年とはうってか…

【宅浪の思い出3】宅浪とつらさ・寂しさ【体験談】

私は2年間浪人のうち1年間を自習室で、もうもう1年を自宅で過ごしました。 その時に感じたつらさや寂しさについて話したいと思います。 宅浪のつらさ・寂しさ 社会からの断絶 宅浪で一番つらいのは社会との関係が断たれることだとじゃないでしょうか。 私は…

【宅浪の思い出2】宅浪時代のバイト

私は2年間宅浪していて、はじめの1年を自習室、2年目を自宅に篭っていました。 宅浪時代の話はこちらでつらつらと書いているのでよかったらどうぞ。 www.artbook2020.com www.artbook2020.com 宅浪時代のバイトの話 バイトをはじめよう 予備校に通っていなか…

【本の紹介】マーシャ・ガッセン『完全なる証明』【感想・書評】

オススメ度:★★★☆☆ ミレニアム問題であるポアンカレ予想を解いたロシア人の天才数学者ペレルマンにスポットライトをあてたフィクション作品。訳は『フェルマーの最終定理』で有名な青木薫氏。 ソ連の数学(教育)事情なども描かれていて、共産圏の雰囲気の一…

本棚を見て自分を知る

今年もブックオフでウルトラセールが開催されました。 先月から欲しい本リストを作り、巡るブックオフを決め、とにかく楽しみで楽しみでしょうがありませんでした。 増税があったとはいえいまだに1冊100円以下で本が買えるというのは学生身分にはありがたい…

【画家の紹介】ヨハネス・フェルメール【バロック美術】

みなさんは好きな画家と言われて誰が思いつくでしょうか。 写実主義のミレーや印象派のルノワール、ゴッホなんかが有名ですね。 フェルメールも日本人に人気の画家の一人です。 フェルメールはバロック美術の巨匠の一人で、彼の展覧会とあれば休日には長蛇の…

【本の紹介】室井尚『文系学部解体』で大学事情を学ぶ

オススメ度:★★★☆☆ みなさんは文系学部のついてどんな印象がありますか? 文系の大学生と言うとどうも適当に授業を受けてあとはバイトやサークルに明け暮れている人たちを思い浮かべることが多いんじゃないでしょうか。 大学における人文学には、どのような…

【方法序説】デカルトはなぜ近代哲学の祖なのか?5分でまとめました【古典】

オススメ度:★★★★★ 哲学初心者にもオススメされることの多い、ルネ・デカルトの『方法序説』。 岩波文庫で100ページほどの薄い本ですが代表的な古典として絶大な人気を集めています。 今回はこの『方法序説』を簡単にまとめ、さらにデカルトがなぜ「近代哲学…

新年に目標を立てる時に気をつけるべきこと

新年明けましておめでとうございます。 年末年始いかがお過ごしでしょうか。 私は大好きなディズニーで年を越すことができて大変満足しています。 さて、新年を迎えると多くの人が今年の目標や抱負を立てるんじゃないでしょうか。 今回は目標を立てる上で注…