本と絵画とリベラルアーツ

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『白雪姫』

オススメ度:★★★★★

バラのように赤い唇、つややかな黒髪、その肌は雪の白さです

 

『白雪姫』

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あらすじ

ある国に自分が最も美しくなければ許せない女王がいた。女王は「魔法の鏡」に誰が一番美しいか問い、"それはあなたです"と言われることに満足していた。

しかしある日、「魔法の鏡」は"女王より美しい若い娘がいる"と言った。それは娘の白雪姫であった。激昂した女王は狩人に命じ白雪姫を殺そうとするが、狩人は白雪姫を殺すことができず、代わりに森の奥に逃がす。

白雪姫は森の動物たちに導かれ、小人の住む家を見つける。白雪姫はそこで幸せな時間を過ごすが、白雪姫がまだ生きていることを知った女王は醜い老婆の姿に化け、再び白雪姫を殺しにやってくる。

 

感想

子どもの頃、高い熱を出すと決まって見る怖い夢があった。真っ暗で狭いトンネルを抜けると、その先に怖い顔をした木のお化けが、道の脇に並んでこちらを睨んでいる。身体は台車のようなものに固定され、逃げることも出来ずひたすら怖い木の間を進み続ける。最後は恐怖に耐えきれなくなり気絶すると、汗をびっしょりとかいた現実で目を覚ます。

のちにこのシーンは映画『白雪姫』と、ディズニーのアトラクション『白雪姫と七人のこびと』の記憶が混ざってできていることが分かった。

 

白雪姫が狩人に追いまくられて森の中へ逃げるシーンは、今見てもかなり怖い。

白雪姫は恐怖から、暗い森の中で木々や動物が怪物に見えてしまいパニックに陥る。パニックになったことで更に更に空目する。最後は恐怖のあまり気を失ってしまう。

 

この森に対するイメージはドイツの森のイメージからきていると思われる。ドイツには「黒い森」を意味する、シュヴァルツヴァルトという大きな森がある。その名の通り密集する木々により森は黒く見え、中世のドイツ人たちはこの森に畏怖してきた。

こうした森のイメージはドイツ人の創作物にも影響を与えてきた。『赤ずきん』や『ヘンゼルとグレーテル』といったグリム童話でもそのイメージが確認できる。

『白雪姫』も原作はグリム童話であり、同様の森のイメージを継承していると考えられる。

ディズニーの森の描写がうますぎるので、小さい頃の自分がトラウマになったのも無理がないなと思う。

 

さて私がこの映画で最も衝撃を受けた点は、魔女の嫉妬の描き方である。

魔女は自分より娘の方が美しいと分かると、狩人に命じて娘を殺そうとする。それが失敗に終わると、今度は自らが醜い老婆の姿に変身し殺害を目論む。

自らが一番美しい存在になると言う目的のために白雪姫の殺害(手段)を企てたにも関わらず、手段を達成するために目的を見失ってしまっている。強い執着が人を盲目にする様がありありと描かれているところが最も印象的であった。

 

地上無し!東京駅から直通でコメダ珈琲へ行く最短ルート

コメダが好きだ!!

 

私はコメダが好きだ。

ふかふかの赤いソファ、巨大なエビカツサンド、癒しのジェリコ、そして謎の豆菓子、なぞのランプ。どれもが特別な空間を作り出す大事なファクターとなっている。

そんな素晴らしきコメダ珈琲だが、残念なことに私の一番利用する駅である東京駅には店舗が存在しない。

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写真の通り、近いところで京橋か有楽町になってしまっている。

ちなみに同じ範囲にスターバックスはこれくらいある。

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ここまでくると、常にスタバが視界に入っている状態である。よくもまあこんなにあって共食いを起こさないなあと感心する。

 

話を戻す。コメダ珈琲ファンの私はこれまで、東京駅から有楽町か京橋まで歩いて行っていた。しかし最近、地上を通らなくても東京駅から直通で有楽町コメダまで行けることに気がついた。

大した話題ではないが、せっかく雨の日も濡れること無くコメダ珈琲まで辿り着けるルートを見つけたので、自分はのメモも兼ねてここに記しておく。ちなみに所要時間は10〜15分だ。

 

東京駅からコメダ珈琲 有楽町ビックカメラ店へ行く方法

①まず京葉線側にある「京葉地下丸の内口」改札を出る。

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京葉線ユーザー以外の方は「丸の内南口」から出た後、商業施設KITTEの下の方を目指すとたどり着ける。

 

②左手に進み、東京国際フォーラムのエスカレーターを上がる

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③上がったら右手(ABCDhall)に進む

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④突き当たりを左に曲がる。

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⑤ひたすら真っ直ぐ進み、ファミマとプラントが見えたら正解。奥の階段を下る。


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⑥有楽町駅の地下に出るので、やや右前に進む。

ビックカメラの入り口の右あたりにコメダ珈琲の入口がある。


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有楽町ビックカメラ店のコメダ珈琲は接客レベルも最高なのでとてもオススメだ。ホスピタリティがあり、客にゆっくりして行って欲しいという気持ちが伝わってくる。

この記事で少しでもこの店舗のお客さんが増えたら嬉しい。

 

『リトル・マーメイド』【感想・あらすじ】

オススメ度:★★★★★

橋を渡るには通行料!

 

『リトル・マーメイド』

 

あらすじ

海の王トリトンの末娘として生まれたアリエル。素晴らしい歌声を持つ彼女は好奇心が旺盛で、周りの目を盗んではフランダーと人間の作ったものをコレクションしていた。

ある日、アリエルは航海中の人間の王子エリックを見つけ、一目で恋に落ちる。その後船は嵐に飲まれ、アリエルはエリックを助ける。エリックは朦朧とする意識の中アリエルの歌声を聞き、その歌声に恋に落ちる。

どうしても再びエリックに会いたいアリエルは、海の魔女アースラと契約し、足を手に入れる代わりに声を差し出してしまう。さらに3日以内にエリックとキスすることができなければ、アリエルのすべてがアースラのものになってしまう。

セバスチャンの協力などもあり順調にエリックと仲を近づけていったアリエルであったが、アースラの妨害によりピンチに陥っていき...

 

感想

ディズニーは大好きなのでだいぶ映画も見ているが、なぜか『リトル・マーメイド』は見ていなかった。おそらく物語の大筋や曲を知っているために、勝手に見たつもりになっていた。たまたまアースラの曲について調べている時に未視聴であることに気がついたので、今更ながらこの度見てみた。

 

そして視聴してすぐに後悔した。なぜ『リトル・マーメイド』を今まで見てこなかったのかと。

キャラクター、ストーリー、音楽、ユーモアとどれをとっても素晴らしい。さすがは90年台の「ディズニー・ルネサンス」を象徴する名作である。

 

特に良かった点が設定である。「王子がアリエルの歌声に恋をし、アリエルが人間になる代償が声という設定」がとにかく秀逸で素晴らしい。

「耽美と不幸の象徴として扱われる人魚の歌声」を変にこねくり回すこと無くディズニーの物語へと昇華させている。

 

またアリエルの衣装が多いのも魅力の一つである。他の多くのプリンセス作品では、プリンセスの衣装はオンとオフの2種類で描かれることが多い。

アリエルはもともと人魚のため衣装を持っていない(ヒレをカウントするかは置いておく)ため、陸上では様々なドレスを着ている。ピンク、ブルー、そしてウェンディングドレスとどれも素晴らしく似合っている。

 

『リトル・マーメイド』は劇団四季でも公演され、さらに2023年には実写版も公開される。どちらも見られる日がくるのが楽しみだ。

 

小ネタ兼メモ

□ジャンピングジェリーフィッシュは花火のこと

□歌の中で「20個もある」といったのはワインオープナー

 

 

 

9月平日のウォータースライダーの待ち時間【ハワイアンズ】

テーマパークや遊園地で問題になるのが、その待ち時間である。みな考えることは同じなのか、休日になると同じところに行き、同じところで行列をつくる。

 

ハワイアンズも例に漏れず人気のスポットで、休日や夏休みには多くの人で賑わっている。大人気のウォータースライダーは夏休みには数十分〜2時間待ちということもあるそうだ。もちろん年中大行列というわけではなく、空いている時には空いている。

では9月の平日はどうだろうか。

今回は9月中旬に実際にハワイアンズに遊びに行き、それぞれのウォータースライダーの待ち時間を確認してきた。

 

ウォータースライダーの待ち時間

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かなり空いている

9月中旬のハワイアンズのウォータースライダーはかなり空いていた。どのウォータースライダーもほぼ待ち列無しで遊べ、また時間よりむしろそこまでの移動の方が多いくらいだった。

もちろん時間によって多少の変動はあったが、待ち時間が長いと感じることはなかった。

それぞれの待ち時間は以下の通りである。

マキナブラック 3分ほど
ラキリバー 待ち時間なし
カプアニフォール

3分ほど

ビックアロハ 待ち時間なし(2組ほど)

 

というわけで、ウォータースライダーを楽しみたいなら、9月の平日はオススメだ。

ちなみに4つのウォータースライダーが1日乗り放題の券は2,700円だった。これだけたっぷり乗れるなら十分お得な券だろう。

9月の平日にハワイアンズに泊まりで行ってきた【体験記】

ふと久々にハワイアンズに行きたくなり、一泊で遊びに行ってきた。

前回行ったのはちょうど3年前で、その時は土日でだいぶ混んでいた。ゆっくり回りたかったので、今回は平日に休みをとることにした。

 

周る中で気付いたことや注意点は別の記事にまとめ、ここでは純粋な感想を載せてある。

 

9月の平日ハワイアンズ体験記

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ひたち号最高

ひたち号に乗り、10:16ごろ湯本駅に到着した。グリーン車にしようかとも思ったが、普通車で十分快適だった。各席に電源がついていたこともありがたかった。

送迎バスまでまだ時間があったので、駅の2階の休憩スペースで休んだ。地方の駅とは思えないほどきれいで、Wi-Fiや電源まで完備されていた。ただトイレだけは屋内にないので注意が必要だ。行きたい場合は改札内で済ませるか、外に設置されたやや古めのトイレを利用することになる。


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10:45の送迎バスに乗るため40分ごろにはバスの発着所に向かったが、満席で出発してしまった。ダメかと思ったが、送迎バスは複数台体制で運行しており、小さいバスの方に乗ることができた。

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その日宿泊予定のモノリスタワーで受付を済ます。

レイトチェックアウト案内の札が立ってきたが、「今日の宿泊者で、ハワイアンズのチケットを受け取りたい」と伝えるとスムーズに対応してくれた。

ハワイアンズのホテル中でも一番新しいこともあり、館内はかなり綺麗だった。従業員の方々もアロハ風の衣装を着ており、ハワイアンリゾートに来たという実感が得られた。


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モノリスタワーはハワイアンズに直結しており、専用のゲートを通ってハワイアンズの1階お土産コーナーあたりから入ることができる。

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プールに入る前に、事前登録していたCocoDa!Payのリングを受けとる。

CocoDa!Payはキャッシュレス決済サービスで、専用のシリコンリングを手首にはめて利用する。マッサージなどの一部のサービスを除き、基本的にはハワイアンズ内の施設ほとんどで利用できる。利用には事前登録が必要なので要注意。

便利といえば便利だが、たいていのお店はSuicaも利用できるので、もしスマホを持ち歩いてモバイルSuicaが使えるなら、CocoDa!Payは無くても困らない。

今回は耐水スマホケースを使っていたので、なくてもよかったなと思い2日目は利用しなかった。

 

さて探せど探せど肝心の交換所が見つからないプールに入る前なのに歩き回り少し疲弊してしまった。

最終的にはお土産屋の店員さんに聞き、なんとか交換できた。交換所は2階にあるので、モノリスタワーから直通で来た人は1つ上の階にあがる必要がある。

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最後にロッカーについて。

ハワイアンズのロッカーには200円で1回使い切りタイプのものと、当日中なら出し入れ自由のロッカー(400円・500円)がある。500円のロッカーは400円のロッカーよりやや広い。体感だと1.5倍くらい。

はじめ500円のロッカーに気が付かず400円のロッカーに無理やり詰め込んだが、500円のものもあると知りややショック、、

次の日は学習して500円の方を利用した。


回り道もあったが、これでプールにやっと入る。

 

平日ハワイアンズは空いている

9月とまだまだプール日和が続いているが、やはり平日ということもあり全体的に空いていた印象。

 

休日には1時間以上待つこともあるという巨大ウォータースライダー群も、ほぼほぼ待ち時間なしで乗ることができた。どれも乗り場まではスムーズに歩き進められ、2,3組待っている程度だった。

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行ってから気付いたことだが、ウォータースライダーではメガネを外す必要がある。まあ言われてみればその通りである。

しかし付けたままウォータースライダーの待ち列に並んでしまっても問題ない。乗り口で申告すれば、係員が預かってくれる。

ラキリバーのときには乗り場で預かり番号のついたゴム輪を渡してくれ、地上のチケット売り場で交換する形式だった。

わざわざメガネのために係の人が1階まで降りているのかと思ったが、そうではなく巾着袋のように紐をくくりつけやりとりしているようだった。

 

さてウォーターパークやスライダーを一通り楽しんだ後、温かいスプリングパークへ移動した。

スプリングパークは野外にある温泉施設だが、これが異常に眩しい。大して標高が高いわけでもないだろうに常に太陽に見張られているかのような眩しさで、スマホの画面もほとんど見えないくらいだった。

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スプリングパークに移動しながら、以前来た時とは違うなと思う点に気が付いた。それは閉まっているお店が多いということである。

平日だからかコロナの影響によるものかは分からないが、前に訪れた店が閉まっているのはすこし寂しかった。


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少し遅い昼飯としてロコモコ丼を食べ、17時からの夕食までお腹を空かせようと身体を動かして過ごした。レンタルした浮き輪もなかなか楽しめてよかった。

 

いざ夕食へ、そして夜のショー

モノリスタワーの夕食はすべてビュッフェ形式で行われる。17時スタートと19時スタートの2部制で、完全入れ替えとなっている。

基本的にはホテル側で時間が決められているが、事前に電話することで希望を伝えることができる(ただし混雑具合などで希望が通らないこともある)。

今回は20:30からのナイトショーを予約したため、17時スタートからになるようお願いしておいた。

 

夕食スタート2分前くらいにエレベーターに向かったが、エレベーターはフル稼働ながら混雑していた。他にも年配の方などが並んでるのを見て、結局階段で向かうことにした。あの客室数に対してエレベーター2台は少しきつい。

 

夕飯会場の受付で部屋番号を告げると、係の人が先まで案内してくれる。簡単な説明の後、有料メニューの案内があったのでビールをオーダーした。ブランドは好きな黒ラベル。

料理はこんな感じ。

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デザートも種類が豊富で美味しい。強いて言えば、アイスコーヒーがほしかった。あったのかもしれないけども。

 

食後一休みして、20:30からの夜のショーにむかった。15分前くらいに着くよう向かったが、すでにだいぶ人は集まっていた。

飲み物を買ったり、トイレに寄ったりすると結局ギリギリになってしまったので、30分前に着くのがベストだったと思う。

ドリンクは席の予約をした際についてきた半額クーポンを利用し、ピンクシャワーというレモン系のソフドリを飲んだ。食べ過ぎて少し胃もたれした身体にちょうど良い爽やかさだった。

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夜のショーはとても感動した。

ファイアーダンスはムア史弥さんがソロで、これがまた素晴らしい。真剣な顔で次々に技を決めていくムアさん、それが最後大技を成功させポーズを決めたところでは「したり顔」になっている。緊張感から解放され、「やりきった」という安堵感と「どうだ、カッコいいだろ」という自己肯定感が混ざり合い、感情が爆発した最高にかっこいい表情に仕上がっているのだ。

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もちろんフラもとてもよかった。

普段よく見ているディズニーのショーのダンサーさんは画一的で、演者ごとの差異が気になることはない。

一方でフラのダンサーさんたちは衣装や化粧は同じでも、笑顔や踊りに個性が感じられる。ショーの1パーツとしてダンサーがいるのではなく、まず人がいてフラがあるという風に感じた。

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ショーのあとはモノリスタワーにある大浴場にむかった。おそらくハワイアンズの3ホテルのなかで、モノリスタワーの大浴場が一番きれいだと思う。

温泉は男女別浴で、夜と朝で入れ替えになる。2つの大浴場はそれぞれ異なるテーマがある。私は巻き貝をモチーフにした「うずの湯」の方に夜入った。もう一方は炭鉱空間をイメージした「すみの湯」である。


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そのどちらの大浴場も、フチ沿いが多いのがデザインとして優れているなと感じた。

温泉に入る時、人はフチ沿いに集まる傾向にある。フチにタオルを置き、ゆったりともたれかかりながらくつろぐ。そうなると、空間としては温泉の真ん中部分はムダになりがちである。

モノリスタワーの温泉は形を工夫することで、多くの人がフチ側を楽しめるようになっている。見た目の良さを維持しながら、機能的にも優れているのが素晴らしいなと感じた。

 

2日目

硬めのベッドが自分好みで、朝はスッキリと目覚めることができた。相変わらず混み合うエレベーターを避け、1階の朝食会場まで階段で向かう。

7:30から8:30が一番混み合う時間とのことだったが8時少し前でもスムーズに入場できた。

 

朝食も夕食と同じようにビュッフェ形式である。フルーツの種類がほかのビュッフェよりも多いのが印象的だった。

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10時ごろにチェックアウトを済ませた。さすがにこの時間は受付が混み合っていて、15分ほど待った。

チェックアウト後もホテルのルームウェアやバスタオルは利用できるとのことだったので、お借りすることにした。バスタオルは交換もしてくれた。

 

2日目はウォータースライダーには乗らず、ゆっくりと過ごした。昨日時間がなくて行けなかった温泉にも行けてよかった。途中で食べたアイスが可愛くて美味しかった。

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15時ごろまでのんびりと周り、モノリスタワーにレンタル品を返した。その後はバスが車で土産屋で過ごし、家族用にマカダミアナッツを買って行った。

ハワイアンズでマカダミアナッツを買うのもどうかと思ったが、シンプルに食べたかったので買った。14個入りの大きなものを買ったが、あとで別の土産屋を見ると6個入りがあったので、そっちでも良かったなと思う。

 

15:30ごろ、湯本行きのバスに乗る。

ホテルやハワイアンズの従業員の方たちがバスが見えなくなるまで手を振ってくれ、観光地ならではのホスピタリティを感じた。

 

湯本駅で特急券を買い、電車を待つ。

泊まりで2日も遊んだが、思い返せばあっという間であった。全身にまとわりつく心地の良い眠気が誘ってくる。

まどろみの中でダンサーやホテルの方々のことを思い返し、また来たいなと思った。

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9月のハワイアンズは寒いのか【ラッシュガードは必要】

 

9月の中旬ごろ、1泊でハワイアンズへ行ってきた。

行く前に持っていくと良いものなどを調べていったが、最後まで分からなかったのが9月のハワイアンズが寒いのかどうかということだった。

今回実際に行ってみた感想と、必要な防寒具についてまとめた。

 

9月のハワイアンズは寒いのか

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結論、寒い

結論から言えば、水着だけではしばしば寒いの思いをした。

ウォーターパーク内は常に空調が28度に設定され、ハワイの気候が楽しめるようにはなっている。たしかに初めてパーク内に服を着た状態で入場したときには、湿度も相まってかなり暖かいと感じた。 

 

しかし、一度プールに入ってから移動すると一気に寒さを感じる。とくにメインのウォーターパークから他のエリアへの移動はかなり寒い。気圧差で風が通りやすく、暖房も届ききっていないためである。

暖かい空気は上に行くので、高いところに登れば多少マシになるが、ずっとそこにいるわけにもいかない。やはり何かしらの対策をして行った方が賢明である。

 

9月のハワイアンズを快適に過ごすには、まずは濡れた体を簡単に拭き取るタオルとラッシュガードを用意することがオススメ。

水気をとり、ラッシュガードを軽く羽織れば、移動中でも寒さを感じることは大きく減る。

実は今回友人がラッシュガードを持ってきていた。感想を聞いたところ、水分をしっかり取ってから着ると暖かいが、拭かずに着るとあまり効果はないとのこと。

ハワイアンズの寒さ対策には、タオルとラッシュガードをセットにすることが重要だ。

 

荷物があると気になるのが置き場である。基本的にはロッカーに入れるべきあるが、私が訪れた時にはサンダルと一緒に下駄箱に入れたり、ベンチに置いたままにしている人が多かった。

混雑具合によってはベンチや椅子に置くのはマナー違反になってしまうので、小さく折りたたんでサンダルと一緒に入れておくのがオススメだ。

ただ下駄箱の場合盗難や取り間違いのリスクはあるので、なるべく安価なものにしておいたほうがいいかもしれない。

 

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【食事公開】ハワイアンズのモノリスタワーに宿泊してきた【体験記】

 

9月の平日にハワイアンズに1泊で遊びに行ってきた。その際に宿泊したモノリスタワーがとてもよかったので、この記事で感想をまとめた。

モノリスタワーの食事や大浴場の雰囲気などがわかる記事になっている。

 

モノリスタワーの感想

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1日目:夕食

夕食は17時スタートと19時スタートの完全入れ替えの2部制になっている。

基本的にはホテル側で割り当てが行われるが、事前に連絡して希望を伝えることもできる(ただし当日の混雑状況によむては希望が通らないこともあるとのこと)。

 

会場はフロントと同じ1階の「Nesia」。夕飯会場の受付で部屋番号を告げると、係の人が先まで案内してくれる。

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ビュッフェの料理の他に、有料のアルコールやスペシャルソフトドリンクもある。アルコールは生ビールから地ビール、ワインまで幅広く揃えられている。

 

料理はどれも美味しく、ビュッフェには珍しく刺身も置いてある。またシェフが鉄板で焼いてくれるステーキやエビも美味しかった。

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変わり種としてラーメンなんかもあった(写真はとんこつラーメン)。

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なにより感動したのが、デザートのレベルが高いこと。通常ビュッフェに行くと、料理は美味しいがデザートは残念ということがしばしばあるが、モノリスタワーはデザートまで美味しい。


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可愛らしいキャンディーなんかもあった。

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アイスコーヒーだけ見つけられなかったのが惜しかったが、お酒から料理、デザートまで十二分に楽しめた。

 

2日目:朝食

2日目の朝食もビュッフェ形式で行われる。場所は1日目の夕食と同じNesiaだ。

 

よくある朝食ビュッフェと同じように、和食と洋食がどちらも楽しめるようになっている。私は今回洋食メインでチョイスした。

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朝食ビュッフェでは印象に残った点が3つある。

まず1つ目がパンがとても美味しかったこと。いくつかのパンは常に焼き立てが供給されており、ホカホカサクサクのパンを食べることができる。

 

2つ目は自分の好きな具材でシェフがオムレツを作ってくれること。チーズやベーコンなどの具材から好きなだけ具材をチョイスして入れてもらうことができる。

朝から出来立てのオムレツが食べられるとはなんとも幸せだと思った。

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そして3つ目がフルーツの種類の多さである。南国をイメージしたテーマパークというだけあり、普通のビュッフェでは見ることのないフルーツも並んでいる。見ているだけで楽しいビュッフェとなっていた。

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大浴場について

モノリスタワーの大浴場はほかのハワイアンズ・ホテルとは一線を画している。

ホテルハワイアンズやウィルポートの大浴場はあくまで、ハワイアンズ本体のサブとして汗を流す程度のつくりになっている。一方モノリスタワーの大浴場は2つの大浴場がそれぞれテーマ性と機能性を兼ね備えたつくりなっている。

 

その2つの大浴場とは、「うずの湯」と「すみの湯」である。「うずの湯」は巻き貝をモチーフとしていて、「すみの湯」は炭鉱がモチーフだ。

これらの大浴場が優れているのは見かけ上のデザインだけではない。片方は曲線、片方は角を増やすことで、一般的な湯船よりもフチの総距離が増えている。

入浴者は湯船のフチに集まる傾向にあるので、フチを増やすつくりにすることで、より多くの人が快適に過ごせるようになっている。


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清潔でくつろげる部屋

最後に部屋について。

私の泊まった部屋は和洋折衷で、手前にベッドがあり、奥に畳のくつろげるスペースがある形式だった。全ての部屋がこのタイプなわけではなく、中には布団を敷くタイプの部屋もあるようだった。

全体として清潔でくつろげる空間となっていてよかったが、枕元に電源がなかったことだけやや不便に感じた。もし荷物に余裕があれば延長コードを持って行ってもいいかもしれない。

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***

ぜひともハワイアンズを訪れた際には、食事・大浴場ともに優れたモノリスタワーを利用することをオススメしたい。

ほかのホテルよりも少し金額は上がってしまうが、それ以上の体験ができると思う。