9月のハワイアンズは寒いのか【ラッシュガードは必要】

 

9月の中旬ごろ、1泊でハワイアンズへ行ってきた。

行く前に持っていくと良いものなどを調べていったが、最後まで分からなかったのが9月のハワイアンズが寒いのかどうかということだった。

今回実際に行ってみた感想と、必要な防寒具についてまとめた。

 

9月のハワイアンズは寒いのか

f:id:K_ArtforB:20220921170959j:image

 

結論、寒い

結論から言えば、水着だけではしばしば寒いの思いをした。

ウォーターパーク内は常に空調が28度に設定され、ハワイの気候が楽しめるようにはなっている。たしかに初めてパーク内に服を着た状態で入場したときには、湿度も相まってかなり暖かいと感じた。 

 

しかし、一度プールに入ってから移動すると一気に寒さを感じる。とくにメインのウォーターパークから他のエリアへの移動はかなり寒い。気圧差で風が通りやすく、暖房も届ききっていないためである。

暖かい空気は上に行くので、高いところに登れば多少マシになるが、ずっとそこにいるわけにもいかない。やはり何かしらの対策をして行った方が賢明である。

 

9月のハワイアンズを快適に過ごすには、まずは濡れた体を簡単に拭き取るタオルとラッシュガードを用意することがオススメ。

水気をとり、ラッシュガードを軽く羽織れば、移動中でも寒さを感じることは大きく減る。

実は今回友人がラッシュガードを持ってきていた。感想を聞いたところ、水分をしっかり取ってから着ると暖かいが、拭かずに着るとあまり効果はないとのこと。

ハワイアンズの寒さ対策には、タオルとラッシュガードをセットにすることが重要だ。

 

荷物があると気になるのが置き場である。基本的にはロッカーに入れるべきあるが、私が訪れた時にはサンダルと一緒に下駄箱に入れたり、ベンチに置いたままにしている人が多かった。

混雑具合によってはベンチや椅子に置くのはマナー違反になってしまうので、小さく折りたたんでサンダルと一緒に入れておくのがオススメだ。

ただ下駄箱の場合盗難や取り間違いのリスクはあるので、なるべく安価なものにしておいたほうがいいかもしれない。

 

www.artbook2020.com

 

【食事公開】ハワイアンズのモノリスタワーに宿泊してきた【体験記】

 

9月の平日にハワイアンズに1泊で遊びに行ってきた。その際に宿泊したモノリスタワーがとてもよかったので、この記事で感想をまとめた。

モノリスタワーの食事や大浴場の雰囲気などがわかる記事になっている。

 

モノリスタワーの感想

f:id:K_ArtforB:20220916113359j:image

 

1日目:夕食

夕食は17時スタートと19時スタートの完全入れ替えの2部制になっている。

基本的にはホテル側で割り当てが行われるが、事前に連絡して希望を伝えることもできる(ただし当日の混雑状況によむては希望が通らないこともあるとのこと)。

 

会場はフロントと同じ1階の「Nesia」。夕飯会場の受付で部屋番号を告げると、係の人が先まで案内してくれる。

f:id:K_ArtforB:20220916114632j:image

 

ビュッフェの料理の他に、有料のアルコールやスペシャルソフトドリンクもある。アルコールは生ビールから地ビール、ワインまで幅広く揃えられている。

 

料理はどれも美味しく、ビュッフェには珍しく刺身も置いてある。またシェフが鉄板で焼いてくれるステーキやエビも美味しかった。

f:id:K_ArtforB:20220916114231j:image

 

変わり種としてラーメンなんかもあった(写真はとんこつラーメン)。

f:id:K_ArtforB:20220916114312j:image

 

なにより感動したのが、デザートのレベルが高いこと。通常ビュッフェに行くと、料理は美味しいがデザートは残念ということがしばしばあるが、モノリスタワーはデザートまで美味しい。


f:id:K_ArtforB:20220916114729j:image

f:id:K_ArtforB:20220916114725j:image

 

可愛らしいキャンディーなんかもあった。

f:id:K_ArtforB:20220916114809j:image

 

アイスコーヒーだけ見つけられなかったのが惜しかったが、お酒から料理、デザートまで十二分に楽しめた。

 

2日目:朝食

2日目の朝食もビュッフェ形式で行われる。場所は1日目の夕食と同じNesiaだ。

 

よくある朝食ビュッフェと同じように、和食と洋食がどちらも楽しめるようになっている。私は今回洋食メインでチョイスした。

f:id:K_ArtforB:20220916115804j:image

 

朝食ビュッフェでは印象に残った点が3つある。

まず1つ目がパンがとても美味しかったこと。いくつかのパンは常に焼き立てが供給されており、ホカホカサクサクのパンを食べることができる。

 

2つ目は自分の好きな具材でシェフがオムレツを作ってくれること。チーズやベーコンなどの具材から好きなだけ具材をチョイスして入れてもらうことができる。

朝から出来立てのオムレツが食べられるとはなんとも幸せだと思った。

f:id:K_ArtforB:20220916120237j:image

 

そして3つ目がフルーツの種類の多さである。南国をイメージしたテーマパークというだけあり、普通のビュッフェでは見ることのないフルーツも並んでいる。見ているだけで楽しいビュッフェとなっていた。

f:id:K_ArtforB:20220916120740j:image

 

大浴場について

モノリスタワーの大浴場はほかのハワイアンズ・ホテルとは一線を画している。

ホテルハワイアンズやウィルポートの大浴場はあくまで、ハワイアンズ本体のサブとして汗を流す程度のつくりになっている。一方モノリスタワーの大浴場は2つの大浴場がそれぞれテーマ性と機能性を兼ね備えたつくりなっている。

 

その2つの大浴場とは、「うずの湯」と「すみの湯」である。「うずの湯」は巻き貝をモチーフとしていて、「すみの湯」は炭鉱がモチーフだ。

これらの大浴場が優れているのは見かけ上のデザインだけではない。片方は曲線、片方は角を増やすことで、一般的な湯船よりもフチの総距離が増えている。

入浴者は湯船のフチに集まる傾向にあるので、フチを増やすつくりにすることで、より多くの人が快適に過ごせるようになっている。


f:id:K_ArtforB:20220916163128j:image

f:id:K_ArtforB:20220916163131j:image

 

清潔でくつろげる部屋

最後に部屋について。

私の泊まった部屋は和洋折衷で、手前にベッドがあり、奥に畳のくつろげるスペースがある形式だった。全ての部屋がこのタイプなわけではなく、中には布団を敷くタイプの部屋もあるようだった。

全体として清潔でくつろげる空間となっていてよかったが、枕元に電源がなかったことだけやや不便に感じた。もし荷物に余裕があれば延長コードを持って行ってもいいかもしれない。

f:id:K_ArtforB:20220916162719j:image

***

ぜひともハワイアンズを訪れた際には、食事・大浴場ともに優れたモノリスタワーを利用することをオススメしたい。

ほかのホテルよりも少し金額は上がってしまうが、それ以上の体験ができると思う。

 

巨大プリンで有名なカントリーロードに行く時の注意点【焼津市】

先日巨大プリンで有名な静岡県焼津市にある喫茶店カントリーロードへ行ってきた。そのときのルートや感想は以下に記事を参照。

www.artbook2020.com

 

 

この記事では初めてカントリーロードを訪れる人に向けて、駐車場や注文・支払い方法について注意すべき点をまとめてある。ぜひ訪れる前にチェックしていって欲しい。

 

<駐車場>

店には駐車場が付いていて、利用者はここに停めることができる。

パーキングスペースは5台とあまり多くはないが、先日日曜の昼に訪れた時には2台が空いていた。ただし、一番手前の駐車場は歩道とかなり近く、大きな車でははみ出してしまう可能性があるので注意。

またお店と交差点が近いので、入る時には車線にも気をつける必要がある。

f:id:K_ArtforB:20220907115617j:image

 

 

<予約が必要な物・いらない物>

巨大盛りが名物のお店ということで、多くのビッグサイズのグルメがメニューに並んでいる。しかし中には予約が必要なものもあるので要注意。

□3日前までに予約が必要なメニュー

・特別スペシャルパフェ(2人前〜30人前)

 

□予約が不要なメニュー

・スーパープリン(テイクアウトも可)

・各種パフェ・デザート・食事

 

<支払い方法>

支払い方法は現金のみ。

各種バーコード決済・カードは使えないので要注意。マスターがなかなか忙しそうなので、あらかじめ代金を用意しておくとよい。

 

 

【あらすじ】『ピノキオ』で妖精がかけたのは祝福か呪いか【感想】

オススメ度:★★★★★

ゼペット、あなたは人々に幸せを与えてました。願いを叶えましょう

 

『ピノキオ』

f:id:K_ArtforB:20220910202627j:image

 

あらすじ

昔々、ネコや金魚と暮らすゼペットというおじいさんがいた。ゼペットは松の木でできた男の子の操り人形を完成させ、願い星に「本当の子どもになりますように」と願った。

するとその晩、願い星の妖精が現れ、操り人形に命を吹き込みピノキオは動けるようなった。

しかしピノキオはまだ本当の男の子にはなっていなかった。本当の男の子になるためには、勇敢で正直で思いやりがなくてはならない。妖精はジミニー・クリケットをピノキオの良心として働くよう魔法をかけた。

明くる日、ピノキオは本当の男の子になるために学校に向かうが、道中現れた誘惑に負けてしまい...

 

感想

小学生のころ、図書館でカルロ・コッローディの『ピノッキオの冒険』を読んだ。とても分厚く重たい本だったが、とても面白く読み切った覚えがある。

 

ディズニー映画『ピノキオ』はその『ピノッキオの冒険』を原作としたアニメーション作品である。原作は社会風刺のきいた残忍なシーンもある少々グロッキーな作品であったが、映画ではディズニーらしい物語に変更されている。

さて『ピノキオ』のカギとなるのが、ただの操り人形であったピノキオに魔法をかけ人間の子供のように動けるようにしたブルー・フェアリーの存在である。ゼペットじいさんが祈った願い星の化身として、ピノキオたちの前に現れる。

ブルー・フェアリーはストーリーの中で5回魔法をかける。1回目はピノキオを意志をもった操り人形に変えた時。2回目はジミニー・クリケットをピノキオの良心に変えた時。3回目は嘘をついて伸びてしまったピノキオの鼻を元に戻す時。4回目でピノキオを人間の子供に変え、5回目でジミニー・クリケットに金のバッジを授けた。

 

そもそもなぜブルー・フェアリーはゼペットじいさんの願いを叶えたのだろうか。映画の中ではピノキオに魔法をかける際に、ブルー・フェアリーはこのように言っている。

ゼペット、あなたは人々に幸せを与えてました。願いを叶えましょう

たしかに童話としては良いことをした褒美として魔法で願いを叶えるというのは自然である。しかし、ゼペットは周りの人に幸せを与えるような利他的な人間なのだろうか。

ゼペットは時計やオルゴール、人形作りの職人として、自宅兼お店のような場所で猫と金魚と一緒に生活している。猫や金魚と仲良くしていることから、ゼペットがどちらかというと内向的な性格であることが見てとれる。

そんなゼペットを周りの人間はどのように見ていたのだろうか。おそらく一種の狂人のような扱いを受けていたのではないだろうか。老人が一人で子供の人形をつくり、ともに踊り回る様はどう見ても異様である。どのような人生を経て今の状況に落ち着いたかは分からないが、少なくとも現状として周囲から人望を集めるような雰囲気は伝わってこない。

そう考えると、ブルー・フェアリーが「ゼペット、あなたは人々に幸せを与えてました。願いを叶えましょう」と言い魔法をかけたことに違和感が湧く。本当にブルー・フェアリーは祝福をもたらす女神なのだろうか。

 

ここからは完全な妄想になってしまうが、私はブルー・フェアリーが祝福でなく呪いをかけたのではないかと思う。

祝福ではなく呪いであることを示す事柄が2つある。1つ目は先ほどのゼペットの振る舞いである。そうして2つ目がブルー・フェアリーのかけた魔法の内容である。

 

前述の通り、ブルー・フェアリーはストーリーの中で5回魔法をかけた。

これらの5回の魔法の中で重要なのが、1・2・4回目である。この3回の魔法では、登場キャラクターの存在に役割を与えている。ピノキオはただの操り人形から意思を持った操り人形、そして本当の子どもに、ジミニー・クリケットはただのコオロギから「ピノキオの良心」への変わる。

 

ピノキオは生を受けたことによって、避けることのできない苦しみを味わうことになる。愛するものとの別れ、求めるものが得られない不満、恨みや辛み、それらすべてと向き合っていかなくてはならない。もしピノキオが木の操り人形のままであれば、苦しみを知ることなく愛され続けたのにである。

ジミニー・クリケットも悲惨である。ただのさすらいのコオロギであったのに、ブルー・フェアリーの魔法によりピノキオから離れることができなくなってしまった。ジミニーは自由を奪う呪いを受けたのだ。

 

このように『ピノキオ』のストーリーは狂人のもとに妖精が呪いをかけに来たと見ることもできる。長々と書いたが、まあ半分冗談で半分本気である。

 

古典作品はさまざな読み方ができる。もちろんこの見方は少数派であるだろうが、他の作品についても自分なりの解釈ができると面白いかもしれない。

 

 

ポリコレで炎上した『ピノキオ(実写)』は面白いのか【感想】

オススメ度:★★★☆☆

2022年9月8日よりディズニープラスにて、実写版の『ピノキオ』が配信された。ゼペット爺さんをトム・ハンクスが演じている。

この映画は配信前から話題になっていた。というのは、アニメ版では白人であったブルー・フェアリー役として、黒人のシンシア・エリヴォがキャスティングされたために、過剰なポリコレだと騒がれたのだ。ちなみにアニメ版のブルー・フェアリーのモデルは、白雪姫のモデルにもなったマージ・チャンピオンだといわれている。

近年のディズニー作品や女性やマイノリティへの配慮が進んでおり、時折このような議論や批判が巻き起こっている。少し前に劇場公開された『バズ・ライトイヤー』でも女性同士のキスシーンが槍玉に上がり、放映禁止となる国もあった。

 

ポリコレへの配慮やキャスティングの是非が注目されることが多いが、最も重要なのは「面白いのかどうか」ということではないだろうか。いかなる信念によってつくられたにせよ、つまらなければエンターテイメント映画に意味はない。

この記事では『ピノキオ(実写)』を見た上での純粋な感想を述べている。なお実写版視聴前にアニメ版も見直してある。なお一部ネタバレを含む。

アニメ版の感想およびあらすじはこちら

www.artbook2020.com

 

『ピノキオ(実写)』

率直な感想と不要なキャラ

まず率直なところでは「映画として面白かったが、アニメ版よりパワーダウン」というのが個人的な感想である。

当然80年前よりは技術が進歩しているし、トム・ハンクスも申し分なかったが、大きく2つの面でアニメ版よりも面白さが損なわれていると感じた。

 

まず一つ目は不要なキャラの登場である。

ストロンボリに捕まったピノキオは、同じくストロンボリにこき使われる少女ファビアナと出会う。ファビアナはストロンボリもとで働きながらも、ストロンボリの劇団を乗っ取り新たな劇団を立ち上げることを目論む強かな人物だ。

せっかくの新キャラクターだが、特に物語には絡んでこない。あまりに役割がないので、正直キャラクターの女性比率を増やすために出したとしか思えない。そもそもアニメ版の時点でストーリーは完成されており、よほど大幅に改変しない限り新キャラクターの入る余地はない。新キャラクターを出すならば、それなりに意味付けを行って欲しかった。

 

全体的な迫力の欠如

二つ目が迫力の欠如である。

アニメ版の『ピノキオ』はかなり怖い。金の亡者のストロンボリ、詐欺師のジョン、ロバになる子供たち、ピノキオを飲み込む巨大クジラとそのすべてが迫力があり、見ている子どもたちに恐怖を感じさせる。そしてこれらの恐怖がハッピーエンドを迎えた時に安堵感を増幅させ物語を印象的なものにする。

しかし遠慮した表現とテーマの改変により、物語のポイントであった恐怖がかなり小さくなってしまっている。

表現としてはアニメ版で散々登場したタバコがなくなったことを始めとし、子どもに悪影響のあるシーンがだいぶ抑えられている。悪影響を恐れながら悪い子を描こうとするので、どうしてもパンチに欠ける。

また別の意味で表現が悪い点としては、クジラの描き方がある。アニメ版のクジラはただの大きなクジラである。これが実写版ではクジラに似たモンスターとして描かれている。触手のようなものが生え、セリフの中でも明確にクジラではなくモンスターだと言われている。

そもそも、クジラというのものは怖いものである。もっと言えば自然は本来的に恐ろしいはずである。名作と言われているハーマン・メルヴィルの『白鯨』やヘミングウェイの『老人と海』でも自然や動物が迫力のある姿で描かれている。

それにもかかわらずクジラをモンスターに変えてしまったというのは、自然に対する畏敬の念を失ったか、モンスターにしなければ迫力のあるシーンを描けなくなった技量の問題と言わざるを得ない。

 

またアニメ版では「悪ガキの改心」に重きが置かれていたのに対し、実写版では「ゼペットのピノキオへの愛情」がフォーカスしたことも、迫力の低下をもたらしている。

このテーマの改変により、ピノキオがそんなに悪い子ではなくなっている。

アニメ版で印象的なシーンに、ピノキオと一緒になって不良していた友達が、ロバになったことで発狂する場面がある。ピノキオはその様子を見て、同じくタバコやビールなど悪さをした自分もそうなってしまうのではないかと恐怖に怯える。

このシーンに迫力があるのはピノキオに感情移入している鑑賞者が、その発狂を我が事として捉えられていたためである。

ここでピノキオがいい子になってしまうと、鑑賞者にとって友人の呻き声、喚き声はすっかり他人事になる。他人事などなにも怖くはない。結果としてハッピーエンドになったときに「ああ、よかった」という安堵感も減り、見ごたえが損なわれる。

このような理由から、全体的な迫力の欠如を感じた。

 

総論としてはアニメ版の方が面白かったと思うが、ラストに関してはアップデートされていて素敵だった。あのラストのために実写化したと考えれば、それなりに意味のある実写だったといえる。

 

 

焼津観光では「さわやか」と巨大プリンを食え【グルメ】

東西に伸びる静岡県のちょうど真ん中あたりにある街、焼津市。2つの大きな港湾があり、カツオやマグロが名産となっている。

 

さてそんな焼津市に、先日ドライブがてら寄ってきた。比較的栄えている様子だったので、特にプランも立てずに行ったが、着いて早々気がついてしまった。

焼津市、なにもないぞ、、と。

たしかに全国有数の漁港ということで、港や海産物は充実している。「焼津お魚センター」というかなり大きな魚市場もあり、観光客にも人気のようだ。しかしそれを除くとほとんど観光するようなところが見当たらない。

住んだり海鮮を楽しむのには素晴らしい土地かもしれないが、ふらっと観光するような土地ではなかった。

素直に海鮮丼でも食べに行けばよかったのだろうが、残念なことに生魚が苦手な友人がいたために今回は断念。ほかの選択肢を探すことにした。

 

22分で「さわやか」入店

昼時だったのでまずは食事でもと焼津のグルメを検索するが、探せども探せども出てくるのは海鮮ばかり。間違いなく美味いのだろうが、今日は食べられない、、。

そんな中見つけたのがローカルハンバーグチェーンの「さわやか 焼津店」である。

 

「さわやか」といえばその人気からファミレスとは思えぬ長い待ち時間で知られていて、一番東京に近い御殿場アウトレット店では6時間待ちは当たり前、休日にはお昼前に受付終了となることもある。

以前御殿場アウトレット店を利用した時には、開店の2時間前から並んでやっとありつけた。

www.artbook2020.com

 

さてそんな休日にはなかなか入れない「さわやか」だが、焼津店では様子が違った。

日曜のお昼12:30の時点で、待ち時間はたった22分であった。これはかなり早い。桁違いの人気である御殿場付近の店舗を抜きにしても、お昼時に30分を切ることはなかなかない。

焼津ICからも10分強と行きやすかったので、早速行ってみることにした。

 

お店の駐車場はとなりのTSUTAYAとの共有部分と合わせて100台ほどある。私が日曜のお昼に行った時点では8割方埋まっていた印象。

 

お店の中に入り、発券機で受付を済ませる。私が行った時には店員さんが受付を対応してくれた。券が発行されたら、代表者含め店の外で待つよう案内がある。券にはQRコードが付いており、これをスマホから読み取ることでリアルタイムで待ち時間を確認することができる。

時間が近くなったら来店するよう表示されるので、代表者だけが店に入り中で待つ。あとは時間まで待つだけだ。

 

空いているからと言って質が悪いとかそういうことは一切なく、いつも通りの美味しいハンバーグだった。大満足。

f:id:K_ArtforB:20220906090911j:image

 

「カントリーロード」の巨大プリン

さてせっかく3時間近くかけて焼津まで来たのに、ハンバーグだけ食べて帰るというのは少し心惜しい。何かもう一つくらい思い出を作りたいと思い次の行き先を探していると、巨大プリンなるものが見つかった。一部の商品は予約が必要だが、スーパープリンという大きなプリンは予約なしでも大丈夫そうだ。

 

「さわやか」でもらった口直しのアメを舐めながらナビに行き先を入れると、予定所要時間は2分。2分?恐ろしいほど近くに目的の喫茶店はあった。

しかして我々はハンバーグを食べたお腹のまま喫茶店に行くことになった。なんなら喫茶店に着いた時アメすら舐め終わっていなかった。

 

f:id:K_ArtforB:20220906211916j:image

喫茶店の名前は「カントリーロード」という。外観は年季が入っていて、手書きと思われる可愛い看板がかかっている。

 

中は広々としていて、中央付近の広い席は団体向けだそう。マスターが一人で切り盛りしているようで、たまたまお客さんが重なってしまったためにマスターが忙しなく動き回っていた。

f:id:K_ArtforB:20220906212127j:image

 

独特なつくりのメニューを見ながら、注文を決める。プリンやパフェは種類が豊富で、中には30人前という巨大パフェもあった(3日前までに予約必須)。

今回はスーパープリンのアラモードを選択。アラモードにすると着いてくるアイスを選ぶことができる。アイスも種類がたくさんあり、季節限定のものもあった。今回はバニラとカフェモカをチョイスした。

 

10分ほどして、プリンが到着。

f:id:K_ArtforB:20220906212456j:image

デ、、デカい。

今まで見たことないサイズのプリンに、2種類のアイスとたっぷりのホイップクリームがトッピングされている。

やや硬めの食感で甘みは抑えめのため、クリームと一緒に食べるととてもバランスが良い。一緒に頼んだアイスコーヒーは苦味少なめのスッキリとした風味で、これもまたプリンとよくマッチしていた。

ハンバーグでお腹いっぱい気味ではあったが、なんだかんだ3人で最後まで美味しく食べることができた。

 

漁港や海鮮の魅力に目が行きがちな焼津だったが、それ以外の食でも十分に楽しむことができた。ぜひ次訪れたときには30人前のプリンをお目にかかってみたい。

 

 

【あらすじ】『ヘラクレス』の曲抜きにディズニーは語れない【映画の感想】

オススメ度:★★★☆☆

時々自分らしく生きられる場所は、別の世界にあるのような気がする

 

『ヘラクレス』

 

あらすじ

神ゼウスとヘラの間にヘラクレスが生まれる。天界中が誕生を祝福する中がする中、この誕生を疎ましく思うものが一人。オリンパスの支配を目論むハデスである。

ハデスは将来ヘラクレスが自分の野望の邪魔になると悟ると、ヘラクレスを人間に変え殺すよう部下に命じる。しかし部下がドジを踏んだため、殺されることなくヘラクレスは半神半人となり人間界に落ちる。

優しい夫婦に拾われ青年にまで育ったヘラクレスだったが、わずかに残った神の力の怪力をコントロールできず、街の人から距離をとられてしまう。ヘラクレス自身も、自分らしく生きられる場所は別の世界にあると考えるようになる。

育ててくれた夫婦から真実を聞いたヘラクレスは、本当の自分を知るためゼウスの神殿に行く。しかしそこで、再び天界に戻るためには、人間界で本当のヒーローにならなくてはいけないと知る。

ヘラクレスは師匠となるピロクテテスを訪ね、ヒーローになるための修行を始めるが...。

 

 

感想

ディズニーランドの人気アトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」。ここではエリアごと各国の衣装を着た子どもたちとともに、ディズニーのお馴染みのキャラクターたちも見ることができる。ヨーロッパエリアには「シンデレラ」や「塔の上のラプンツェル」、アフリカエリアには「ライオン・キング」といった具合である。

人気キャラクターが並ぶ中、アジアエリアに見慣れぬ人形がいる。小さなペガサスが乗っかったギリシア風の建物を、赤毛の少年が持ち上げている。

このキャラクターこそ本作品の主人公ヘラクレスである。せっかく専用の人形がつくられてはいるのに、知名度ゆえに素通りされているところをよく見る。悲しかな。

 

『ヘラクレス』は1997年に公開されたディズニー長編アニメーションである。

90年代のディズニーは「ディズニー・ルネサンス」と呼ばれる黄金期のなかにあった。90年代の他の作品には『美女と野獣』、『アラジン』、『ライオン・キング』などの名作が並んでいる。1989年の『リトル・マーメイド』から数えると、ディズニーは5作連続でアカデミー賞を受賞し、まさに人気の絶頂にあった。

 

そんな黄金期の作品ではあったが、「イッツ・ア・スモールワールド」の例に見るように『ヘラクレス』はやや影が薄い。

私が思うに、人気のあるディズニー映画は3つの要素を満たしている。その3つとは①魅力的なキャラクター、②ステキな世界観、そして③素晴らしい音楽である。

『ヘラクレス』に関して言えば、③は申し分ないが、①と②についてやや問題がある。

 

まず①魅力的なキャラクターについて。

『ヘラクレス』にも魅力的なキャラは存在する。厭世的でミステリアスなメガラ(メグ)や野心家ながら出来の悪い部下にいつも苛立っているハデスは人気があり、よくコスプレされたりディズニーのショーに登場したりしている。

一方でヘラクレスは主人公であるにも関わらず、キャラクターとしての深みにかける。

たとえばアラジンは自分より貧しいものに優しくする強さを持ちながら、一方で恋するジャスミンと結婚するために嘘をついてしまう弱さも待ち合わせる。『美女と野獣』のベルは父を助けるために愛する野獣を危険に晒してしまったことに嘆く。

こうしたギャップや葛藤は個性を立たせる。そしてキャラクターに深みが与えられ、ひいては物語自体の深みにもつながっていく。こうした深みが、主人公であるヘラクレスには無い。

 

次に②世界観について。

『ヘラクレス』の舞台は古代ギリシアと、設定としてはかなり良いように思える。古代ギリシアには独特な建造物や街並みがあり、他との差別化もしやすい。

しかし作中の描かれている街の風景はディズニーとしては珍しくディテールに欠けている。見ていて「この街に行ってみたい」と思わせるような迫力がない。この問題はパークに『ヘラクレス』のアトラクションがないことにも繋がっているように思える。

 

ここまであまり良い点が無かったが、③音楽についてはディズニー映画の中でもトップクラスではないだろうか。

「Go the Distance」をはじめ、「Zero to Hero」、メガラの歌う「恋してるなんて言えない」と素晴らしい曲が揃っている。

ディズニーの名曲がオーケストラによって演奏される「ディズニー・オン・クラシック」でも、『ヘラクレス』の曲はよく演奏されている。

 

さらに日本語版の「Go the Distance」は藤井フミヤによる歌唱であり、これがまた素晴らしい。ディズニー+でもエンドロールを日本語にすると聴けるので、本編を英語で楽しんだ人にも是非エンドロールは日本語で聞いてもらいたい。さすがは名作曲家アラン・メンケンの作品である。

いつか「ディズニー・オン・クラシック」で『ヘラクレス』メインの回をやってくれたら嬉しいなあと思う。